2023年11月15日(水)、プロ野球12球団合同トライアウトが行われ、フジテレビONEで放送されました。
最終所属球団がカープの選手は3人が参加。薮田(31)、行木(22)、山口翔(24)の3投手でした。
投手は、カウント1ボール1ストライクから打者3人に投球を行いました。
薮田:四球、三振、四球。阪神高山から、フォークできれいな空振り三振を取りました。ただ、自身もインタビューでもっとストレート勝負できるところを見せれば良かったと言っていた通り、ストレートを2球しか投げなかったので、もっとストレート勝負しても良かったかも・・。
行木:ヒット、セカンドゴロ、三振。ヒットも会心のヒットではなくゴロでライト前に抜けたヒットで、しっかり抑えていた感じに見えました。
山口:セカンドゴロ、四球、三振。ストレートのMAXは149km。最初は打ち取ったボテボテのセカンドゴロ、最後はズバっとアウトローへのストレートで見逃し三振を取れました。普段150km出ているようで、インタビューではその部分は悔いていましたが、やり切ったという清々しい表情でした。
3人の中では、現在火の国サラマンダーズの山口翔が一番良かったように見えました。カープにいた頃よりストレートの威力が上がっている感じ。どこか手を挙げてくれ~。あと薮田は、床田や野間などのメンバーが協力してシート打撃を1週前に行ったという素晴らしいエピソードもあるので、何とか新天地が見つかってほしい。
カープ以外だと、阪神の高山、ロッテの福田、元ヤクルトの中山翔太あたりは注目していましたが、いずれもいい当たりの打球を飛ばしていました。
あと田中広輔の弟、横浜の田中俊太も参加し、ヒットを打っていました。
ヤクルトの吉田大喜はいいピッチングに見えたし、元西武の多和田は今軟式野球をやっているそうですがしっかり投げ込んでいました。
トライアウトの合格率は5%程度とことで、今回参加は59人。狭き門、本当に厳しい世界ですが、どういう結果になるでしょうか。野球を続ける人、辞める人、様々でしょうが、いずれにしても今後も頑張ってほしいです。