2023年11月12日(日)の試合結果。
----------
日 6-3 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 0 1 1 1 0 0 0 0 :3
日 0 1 0 0 0 3 1 1 0 :6
C 黒原、斉藤、小林、益田、河野 - 石原、持丸
日 今井、及川、根本、佐藤隼、清水、田口 - 坂倉、石橋、坂倉
ジャパンスタメン
1 三 佐藤輝
2 中 岡林
3 左 森下
4 一 牧
5 遊 小園
6 右 万波
7 捕 坂倉
8 二 門脇
9 指 野村
カープスタメン
1 左 中村貴
2 二 矢野
3 三 林
4 一 末包
5 右 田村
6 指 中村健
7 遊 二俣
8 中 久保
9 捕 石原
----------
カープ投手陣に関して。
黒原:先発して3回を投げて1失点、良い内容だったと思います。ジャパン坂倉の三遊間への打球を林が横っ飛びでキャッチしたまでは良かったが、お手玉して1塁に送球できず内野安打になり1失点。うまいサードなら無失点で終わっていたでしょう。
斉藤優汰:2番手で2回を投げたは斉藤は、ストレートで押す投球でノーヒットピッチング。こちらも良かったです。
小林樹:2回を投げて被安打6の4失点と打たれてしまいました。ちょっと甘い球が多かったように見えました。
益田:1回1失点。今季の良かったときと比べるとあまり良くなかったように見えました。
河野:普通に抑えていました。
カープ打撃陣に関して。
中村貴浩:レフトに流し打ってのソロホームラン。期待感があります。
矢野:2安打1打点。課題の打撃を向上して来年さらなる活躍をしてほしい。
林:いいところなし。4-0、2三振、1併殺。期待しているので頑張れ。
田村:今季終盤に死球で離脱しましたが、早くも3打数2安打の活躍。来年開幕スタメンじゃないかというくらいいいバッティングをしているように見えました。期待大です。
久保:ノーヒットながら飛距離十分の大ファールとか期待感がありました。
石原:フェンス直撃の2ベースを打ち、パンチ力があるところを改めて見せていました。
その他、内田、高木、清水、韮澤、持丸など若手が出場しました。
試合には負けましたが、斉藤優汰や中村貴浩、田村など期待感満載で楽しみが増える試合でした。残念だったのは小林樹斗と林、期待感が大きいだけに・・。ただ、この時期の1試合だけの話なので、これから来年に向けてパワーアップしてほしいです。
そして侍ジャパンの方の小園は5打数3安打と調子が良さそうで、ショートの守備でも好プレーを見せていました。キャッチャー坂倉も2安打2打点、盗塁も刺してと活躍。
アジアプロ野球チャンピオンシップは年齢制限などもあるようで若い選手が多いですが、小園、坂倉はいい戦力になってくれそうです。
さてその他カープネタです。11月10日に発表されたゴールデングラブ賞で、10年連続受賞していた菊池涼介が受賞を逃しました。得票数110でトップの阪神中野に3票差107で2位となり、二塁手としての連続受賞は10年連続で止まってしまいました。
阪神・中野と広島・菊池の2023年守備成績は以下の通りだそうです。
中野:二塁で143試合フルイニング出場。守備イニング1288回、守備機会779度で303刺殺、467補殺、9失策、102併殺。守備率は.988。
菊池:116試合で守備イニング965回、守備機会550度で234刺殺、313補殺、3失策、68併殺。守備率は.995。
私は中野の守備を1年間ずっと見ていた訳ではありませんが、やはり派手な好プレーをする代わりにエラーも多い印象。逆に1年間ずっと菊池の守備を見て来ましたが、この人は守備で何点分貢献しているんだろうか・・といつも思わせる守備、この人の守備がなかったら負けていた試合が何試合もあったと思っています。
フルイニング出場の中野も素晴らしいですが、今年に関してはまだ菊池の方がふさわしいのでは、というのが個人的な印象です。本当に見ていて感動するレベルのプレーの数々、この守備が見れただけで来た価値があったと思わせる守備、私の中でのゴールデングラブ賞二塁手は今年も菊地でした。
記者投票で決まるので、毎年おかしな票も多く、システム的にもう少しどうにかならないものでしょうか。ベストナインなら中野で文句ないのですが、ゴールデングラブは数値的な根拠などがもっとほしいところです。
そしてもう一つカープネタ。西川龍馬が国内FA権を行使、とのショッキングなニュースが出てしまいました。
今季もトータルして一番期待出来るバッターだったので、カープファンとしては本当に残念なのですが、こればかりは本人の人生。他の球団でプレーする、パリーグで挑戦する、そういうチャレンジをするという選択をしたということなので、これは応援するしかありません。
巨人に移籍とかなったら嫌ですが、パリーグで試したいということなので、おそらくオリックスかソフトバンクということになりそうですね。それなら日本シリーズでの対決を楽しみにするしかありません。これからも頑張れ、西川龍馬!
そして来年は、田村や中村貴浩など若手がこれをカバーする大活躍をしてほしいですね。