2023年7月15日（土）の試合結果。
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DB 1-2 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
C 0 0 0 0 0 0 0 0 2 ：2
DB 0 0 0 0 0 1 0 0 0 ：1
(勝)栗林 2勝6敗7S
(S)矢崎 4勝15S
(負)山崎 6敗20S
C 大瀬良、栗林、矢崎 - 坂倉
DB 今永、山﨑、エスコバー - 戸柱
カープスタメン
1 三 上本
2 右 野間
3 中 秋山
4 二 菊池
5 捕 坂倉
6 一 デビッドソン
7 遊 小園
8 左 末包
9 投 大瀬良
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今日は、スタメン復帰の菊池がプロ初の4番に入り、6番ファーストデビッドソン、7番ショート小園、8番レフト末包というスタメンになりました。
横浜先発は今永。カープ先発は大瀬良。前半は完全に投手戦で、お互いに4回までパーフェクトピッチングでした。
5回表、カープは2アウトからデビッドソンがチーム初ヒットとなるレフト前ヒットを打つと動きが出てきて、6回表には2アウトから上本のレフト前ヒットと野間の死球で1、2塁のチャンスをつくる。ここで秋山の捉えた打球はセカンド正面のライナーで得点できず・・。
5回までパーフェクトピッチングだった大瀬良は、6回裏、先頭京田に初ヒットを許す。続く戸柱は送りバントを試みるがうまく行かず2ストライクとなって打ちに行くと、ライト線に落ちるヒットでノーアウト1、3塁とする。続く今永の打席で初球スクイズを決めて横浜が1点を先制。
ここは送りバントあわよくばセーフティスクイズみたいな作戦をしてくるかと思ったが、思い切ってサードランナーを走らせてきました。それにしても1点勝負なのにバッテリーは簡単にバントさせてしまったな・・という印象ではありました。それでも残った2塁ランナーを返さないよう楠本、関根と打ち取り、1失点で抑えたのは大きかった。
7回表も菊池と小園のヒットで2アウト1、2塁とチャンスはつくるが、末包セカンドゴロで得点は奪えず。
8回表に大瀬良は代打を送られ、8回裏は栗林が登板。桑原三振、京田四球、戸柱三振と、ストレートも走っているしフォークの落ちも復活してきているように見えましたが、代打藤田に2ベースを打たれて2アウト2、3塁のピンチ。しかしここも楠本をショートゴロに打ち取って無失点で切り抜けたのは大きかった。
9回表、横浜スタジアムが暗くなって守護神山崎康晃登場の演出。康晃コールで登板した山崎に菊池倒れて1アウト。しかし続く坂倉が2球目に流し打った打球は何とレフトスタンドに飛び込む同点ホームラン！1-1。
さらに続くデビッドソンがレフト線への2ベースで出ると、三浦監督が出てきて山崎を交代、エスコバーがマウンドに。ここで小園の打球はショート京田へのゴロ・・だったのだが、最後のバウンドがちょっと跳ねたこともあり、1塁は間一髪セーフ。横浜ベンチリクエストも判定覆らず。このプレーについては、プロ野球ニュースで鳥谷さんが「仕方ないプレーとも言えるが、準備してもっと前に出ながら取れればアウトに出来たのではないか」というようなことを言っていました。
続く末包の打席、初球小園が盗塁して2、3塁とすると、2ボールとなったところで申告敬遠。ここで栗林の代打は會澤。正直、左対左でも松山を代打に使って欲しかったと思いましたが、會澤は初球をしっかりレフトに打ち上げて、代走でサードランナーに入っていた大盛が生還してついに逆転！1-2。
9回裏も関根、宮崎、牧、佐野と続く打線は正直怖かったが、矢崎がしっかり三者凡退に抑えて勝利！大瀬良、栗林とギリギリ1失点で粘ったのも良かったし、後半今永に球数を投げさせて9回交代させたのも勝利につながったし、何と言っても最終回に逆転までもっていく坂倉以降の打線の集中力が素晴らしかったです。
なかなか打率1割を超えられなかった小園も2安打で.137と上げてきて、デビッドソンもまだ打率2割に届きませんが、2安打して今日は貢献していました。會澤はよくあの場面で決勝打を打ちましたが、ヒーローインタビューでは大瀬良、坂倉バッテリーをたたえるチーム愛あふれるコメントをしていました。
これでカープは2位横浜とゲーム差がなくなりました。首位阪神と2ゲーム差なので、前半戦残り2戦の勝敗次第では首位とゲーム差なしで前半戦を折り返す可能性もあるらしい・・。そこまでは想定していなかったので、いよいよ首位も見える位置にいるのだと再認識してしまいました。
勝った瞬間、誰よりも喜びを爆発させる新井監督の姿を見て、そして今日のように最後まで全員で勝ちに行く選手たちの姿を見て、本当に優勝の可能性もあると感じさせてくれる勝利でした。
