2024年6月11日(火)の試合結果。
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L 1-2 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 1 0 0 0 0 1 0 0 :2
L 0 0 0 0 0 0 0 1 0 :1
(勝)床田 7勝3敗
(S)栗林 1敗18S
(負)今井 3勝3敗
バッテリー
C 床田、栗林 - 坂倉
L 今井、ヤン、松本 - 古賀、柘植
カープスタメン
1 中 秋山
2 指 宇草
3 右 野間
4 三 小園
5 左 末包
6 捕 坂倉
7 一 佐藤啓介
8 二 菊池
9 遊 矢野
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2回表、菊池のレフトスタンドへのソロホームランでカープが1点を先制。
7回表、矢野のライトフェンス直撃の2ベース、1アウト3塁となってから代打松山がライトに犠牲フライを打ってカープが1点を追加。
8回裏、佐藤龍世のソロホームランで西武が1点を返す。
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今日は2回表に菊池のソロホームランでカープが1点を先制しましたが、その後はカープ先発床田、西武先発今井による投手戦になりました。
カープは5回まで毎回ヒットが出ていましたが、今井は菊地のホームラン以外得点を許しませんでした。4回表には、2アウトから坂倉がエラーで出塁すると、佐藤啓介が変化球を豪快なスイングでライト前にはじき返してプロ初ヒットを記録!2アウト1、2塁としましたが、得点することはできませんでした。
対するカープ先発床田も、いつも通りという感じのナイスピッチングでした。ヒットは打たれても連打は許さず、テンポよくキレのいい球を投げ込んでいました。
カープはようやく7回表、先頭矢野がライトフェンス直撃の2ベースで出ると、秋山のショートゴロで1アウト3塁とし、今日ノーヒットの宇草に代えて代打松山。松山はレフトフェンス際まで運ぶ大きな当たりを打ち、ライト長谷川のジャンピングキャッチに阻まれてヒットにはなりませんでしたが、貴重な追加点となる犠牲フライとなりました。
2点リードしていましたが、床田は8回裏佐藤龍世にソロホームランを打たれて1点差と迫られました。9回裏にリリーフした守護神栗林は2アウトから陽川のヒットと代走高松に盗塁を許し、2アウト2塁のピンチに。ここで源田の1、2塁間への当たりをファースト佐藤啓介が軽く前にこぼしたのでヒヤヒヤしましたが、ベースカバー栗林に送って1塁何とかアウトとしてカープが勝利!
最後1塁にヘッドスライディングした源田はとても悔しそう・・しばらくうなだれていました。これで西武は今季2度目の8連敗、借金22となってしまいました。
今日は矢野が2安打、5回には二盗、三盗と2盗塁して、守備でも9回ほどゴロをさばいて、存在感を示しました。ちょっと前まで打てなかったので一旦スタメンからはずしてもいいのではと思いましたが、また打撃の調子も上がって来て、走攻守にとてもいい活躍をしています。二軍に落ちた林との違いは、打てなくても守備や走塁で貢献できるところでしょうか。林ももう少し我慢して使っていたらもっと打てていたんじゃないかと思うのですが、打てないと使う価値があまりない・・。
守備と言えば、今日は途中出場の大盛がライトフェンスに激突しながら素晴らしいジャンピングキャッチ、秋山もナイスなスライディングキャッチ、矢野は難しいゴロを多数さばくなど、いい守備が多数あり、それも勝利の一因だったと思います。
ヒーローインタビューで床田は「いつもあたたかい声援ありがとうございます。そして、西武ファンのみなさん、中村祐太をよろしくお願いします」とのコメント。
中村祐太は、今年カープから西武に移籍し、今季リリーフとして12登板、防御率3.00と頑張っています。ここしばらく失点もしていないので、これからも頑張ってほしいです。移籍と言えば今日もオリックスの4番西川龍馬が2安打2打点の活躍で阪神に勝ってオリックスが6連勝。西川はようやく打率も.249まで上がって、巨人、阪神に勝ってくれてうれしいです。
そして、5月の月間MVP、セリーグの投手は床田、野手は小園が選ばれました。床田は先発4試合で無傷の4勝、防御率0.94で2度目の受賞。小園は全23試合にスタメン出場して打率.368、1本塁打、15打点。さらに球団新記録となる月間の勝利打点8。こちらは初受賞でした。おめでとうございます!