2024年6月16日(日)の試合結果。
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E 5-3 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 0 0 0 0 0 0 1 2 :3
E 0 3 2 0 0 0 0 0 X :5
(勝)弓削 1勝
(負)アドゥワ 5勝2敗
バッテリー
C アドゥワ、遠藤 - 坂倉、石原
E 松井、弓削、津留﨑、鈴木翔、宋家豪、酒居、則本 - 太田
カープスタメン
1 中 秋山
2 遊 矢野
3 三 小園
4 右 末包
5 指 松山
6 捕 坂倉
7 二 菊池
8 一 堂林
9 左 二俣
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2回裏、浅村ヒット、渡邊ヒット、太田のショートゴロの送球をセカンド菊池が捕球ミスして楽天が1点を先制。さらに小郷のファーストゴロを堂林が後逸して2点を追加。
3回裏、辰巳ヒット、鈴木大地2ランホームランで楽天が2点を追加。
8回表、矢野レフト前ヒットの後、2アウト2塁から末包のレフト前ヒットでカープが1点を返す。
9回表、羽月レフト前ヒット、堂林右中間への2ベース、大盛のセカンドゴロの間にカープが1点を追加。宇草のセンター左への2ベースでさらに1点を追加。
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カープ先発のアドゥワは、2回はちょっと不運でした。ヒット2本で1アウト1、3塁とピンチを招きますが、太田のショートゴロでダブルプレーでこの回無失点・・と思った瞬間、ちょっと逸れた送球をセカンド菊池が落球し1失点。送りバントで2アウト2、3塁となり、小郷のファーストゴロでこの回終了・・と思った瞬間、ちょっとイレギュラーした球を堂林が後ろに逸らしてさらに球の行方を見失い、その間に2失点。
最近カープは失策が多い印象ですが、菊池と堂林の失策は珍しいので、こういうこともあるので切り替えるしかないという状況でした。
しかし、アドゥワは次の回にもヒットでランナーを出してから2ランホームランを打たれてあっさり5点差とされ、ちょっと打たれ過ぎという印象でした。ただ、そこからは立ち直り、4回から6回までは無失点で抑えました。
ちょっとずつでも点数を返したいカープでしたが、5回まで毎回ランナーを出しながら得点できず。楽天は4回以降毎回ピッチャーを交代してリレーし、ゼロ行進となりました。
ようやく8回に矢野のヒットと末包のヒットで1点を返しましたが、9回は4点差で楽天は守護神則本がマウンドへ。羽月のレフト前ヒットや堂林のライトへの2ベース、宇草の2ベースなどで2点を返して粘りを見せましたが、最後は矢野の見逃し三振で試合終了。
もう少し早く反撃してほしかったですが、終盤は若いメンバーを使って、羽月、大盛、宇草などが必死にプレーしている姿を見せてくれ、2点差まで迫れたのは良かったのではないでしょうか。
今日は、一軍に上がって来て今季初登板の遠藤が7回8回と無失点ピッチングでした。ただ、内容的には四球2つにボールが先行することも多く、もう一つな印象を受けました。
これでカープは交流戦10勝8敗と2つ勝ち越しました。ソフトバンクに3タテを食らったときはどうなるかと思いましたが、それ以外のチームには全て勝ち越し。貯金を7まで増やしてセリーグ首位を走っているので、順調です。
そして交流戦は楽天が初優勝。個人的には常連のソフトバンクでなくて良かったです。6月18日には、雨天で順延となっていた阪神VS日本ハムの試合が終わり、交流戦の全日程が終了しました。カープは防御率1.85、失点42が12球団NO.1の数字でした。これは素晴らしい。
セリーグは、阪神、巨人が足踏みし、カープが抜け出しました。そして横浜とヤクルトが巻き返してきています。パリーグは、ソフトバンクが圧倒的な強さで、それを日本ハムとロッテが追う展開でしたが、楽天、オリックスも調子を上げてきました。特にオリックスはこれからさらに底力を見せてくれそうです。西武は全ての借金を背負っている感じですが、光明が見えず苦しそう・・。
カープは大瀬良大地のノーヒットノーランもありました。後半戦も床田、森下、大瀬良、九里を中心とした素晴らしい先発陣に、島内、栗林を中心とした鉄壁のリリーフ陣の活躍に期待。そして打線も秋山、野間、小園、末包を中心に、若手、中堅、ベテランとそれぞれ力を発揮してどんどん強くなって、優勝まで突っ走ってほしいです。