2024年6月9日(日)の試合結果。
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C 4-1 M
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
M 0 0 0 0 0 0 1 0 0 :1
C 0 0 0 0 1 0 0 3 X :4
(勝)島内 4勝3敗
(S)栗林 1敗17S
(負)澤田 2勝1敗
バッテリー
M メルセデス、国吉、澤田 - 佐藤
C アドゥワ、塹江、矢崎、島内、栗林 - 石原、會澤
カープスタメン
1 中 秋山
2 右 野間
3 二 菊池
4 左 末包
5 三 小園
6 捕 石原
7 遊 矢野
8 一 佐藤啓介
9 投 アドゥワ
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5回裏、秋山セカンドへの内野安打、さらに野間のライト前ヒットで1アウト1、3塁とし、菊池のスクイズでカープが1点を先制。
7回表、角中内野安打、中村奨吾、小川連続四球、代打岡のレフトへの犠牲フライでロッテが1点を返し同点。
8回裏、石原レフト前ヒット、矢野バントヒット、代打松山の左中間への2ベースでカープが1点を勝ち越し。さらに秋山のセンター前ヒットで2点を追加。
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今日は雨のため15分遅れで試合開始となりました。そして、2日前に育成契約から支配下登録された佐藤啓介がスタメンに入りました。ウェスタンでは5月まで打率4割を超え、直近でもリーグトップの.357で話題になっていたカープ期待の選手です。
佐藤啓介と堂林が出場選手登録され、林と中村健人が二軍に落ちました。林はここ最近、代打などで登場しても結果を出せなかったので仕方ないとは思うのですが、個人的にはもっとスタメンで使ってほしかったです。
カープ先発のアドゥワは、今日は今季一番良かったのではないかというくらいの内容で、6回まで無失点ピッチングでした。低めに落ちる球も効いていたし、コースにしっかり投げていて失投も少なかったのではないでしょうか。
対するロッテ先発メルセデスも好投しました。カープは5回裏、1アウトから秋山のセンター前ヒットの後、野間の打席でエンドランを仕掛け、ライト前ヒットで1、3塁に。そして、菊池の2球目1ボールノーストライクからスクイズを敢行。低めに変化する難しい球でしたが、さすがバントの名手菊池、しっかり決めてくれました。
カープは7回から継投に入り、塹江が先頭角中に粘られたあげくショートへのボテボテの内野安打で出塁を許すと、佐藤都志也の送りバントをサード小園が素早く2塁に送球、矢野がよく捕球して1アウト1塁としました。
ここでピッチャー矢崎に交代すると、中村奨吾、小川と連続四球で満塁としてしまい、代打岡にはレフトに犠牲フライを打たれて1-1の同点。アドゥワの勝ち投手の権利は消えてしまいましたが、なおも2アウト1、2塁の場面で友杉を抑えて、逆転まではさせませんでした。
8回表にも、島内が四球などで2アウト1、3塁と逆転のピンチをつくってしまいましたが、何とか無失点で切り抜けました。
8回裏、石原のレフト前ヒットと矢野のセーフティバントがヒットになり1アウト1、2塁とすると、代打には松山。正直松山はしばらく代打で結果を出せていなかったのですが、ようやくアンパンチ炸裂。左中間への当たりはセンターが飛びつくも取れず、2ベースとなって1点を勝ち越す貴重なタイムリーとなりました。しかし1点のリードでは心許ないと思っていたところ、2アウトから秋山のセンター前ヒットで2点を追加して一安心。
9回表は守護神栗林が三者凡退に抑えて勝利!
今日はリリーフ陣、塹江、矢崎、島内がビシっと締めてくれるともっと良かったですが、同点まででこらえて勝ちを呼び込んだという意味では頑張ってくれたとも言えます。
打つ方では、秋山と矢野が猛打賞。秋山は5回、8回と得点に絡む大活躍。矢野も8回のバントヒットや守備でも好プレーがあり、とてもいい働きをしていました。野間、菊池、石原も1安打でしたがいい仕事をしていました。
プロ初スタメンの佐藤啓介は残念ながらノーヒット。1打席目はピッチャーゴロエラーで出塁、2打席目は三振、3打席目はショートフライという結果でしたが、思い切って振りに行っている姿は見どころがありました。
ヒーローインタビューでの松山は、インタビュアーに無理矢理言わされた感じですが今日も「鹿児島にいるばあちゃん、天国にいるじいちゃん、今日俺やったよ!」。お決まりの文句ですが、現地でこれが聞けるとまたファンとしてはうれしいものだと思います。
今日はセリーグ5チームが勝ち、セリーグでは巨人のみが負けました。巨人は3連勝の阪神と入れ替わってセリーグ3位に転落。オリックスが巨人に3連勝し、4番の西川龍馬が3戦連続初回にV打の大活躍。やっと西川の調子も上がって来て、オリックスは5連勝。この勢いで残りの阪神戦、ヤクルト戦も頑張ってほしいです。