2022年7月2日(土)の試合結果。
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C 2-0 G
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
G 0 0 0 0 0 0 0 0 0 :0
C 0 0 0 0 0 0 0 0 2X :2
(勝)ケムナ
(敗)平内
G 菅野、今村、平内 - 大城
C 森下、ケムナ - 會澤
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今日は、1番ライト野間、6番センター上本、8番キャッチャー會澤というスタメンでした。
1 右 野間
2 遊 小園
3 二 菊池涼
4 一 マクブルーム
5 三 坂倉
6 中 上本
7 左 羽月
8 捕 會澤
9 投 森下
カープ森下と巨人菅野の投手戦になりました。
巨人菅野は、150kmを超えるようなストレートはないものの、スライダーの切れや制球も良く、ランナーが出ると甘い球も投げない、なかなか隙のない投球。
2回裏には、上本死球、羽月四球で1アウト1、2塁のチャンスをつくるが、會澤ダブルプレーで得点出来ず。
カープ森下は、久しぶりに素晴らしい内容の投球。切れのあるストレートと変化球をコースにビシビシと投げ込む。
5回までしっかり0に抑えて迎えた6回、1アウトから吉川に右中間を破る3ベースヒットを打たれる。サードは際どいタイミングでリクエストもあったが、セーフの判定変わらず。
1アウト3塁で丸の打球はいい当たりのピッチャーゴロ。サードランナー吉川が飛び出し、森下が追いかけてタッチアウト。1アウト1塁となりホッとしたところで続くウォーカーの当たりがレフト左への強いライナー。これを羽月がダイビングキャッチ(プロ野球ニュースの「Play of the day」)で森下を救う。
6回裏のカープは、野間、菊池涼のヒットで1アウト1、2塁とするが、マクブルームセカンドフライ、坂倉キャッチャーフライに倒れて得点できず。
7回裏、1アウトから羽月が内野安打で出塁し、會澤の打席でワンバウンドのフォークボールのときに盗塁したが、楽々アウトに。羽月は足は速いはずだが、走塁技術の問題なのだろうか・・?
0-0のまま、1点が重くなってきた8回表の巨人、先頭中田がヒットで出塁すると、大城送りバントの後、菅野の代打八百板の当たりはピッチャーゴロ・・だったが森下は捕球しきれず、どこにも投げられず内野安打となり1、3塁。さらに吉川フォアボールで1アウト満塁の大ピンチに。
ここで丸はファーストゴロ、ホームでアウトを取る。そして続くウォーカーはカットボールで空振り三振に抑えて0で凌いだ。この場面は、かなり熱かった。今年の森下はあっさり失点するケースが多かったが、今日の森下は1年目の凄みを感じさせていた時のような気迫あふれるピッチングで、見ていてシビれました。
ウォーカーを空振りさせた瞬間にガッツポーズする會澤と、それに呼応するようにガッツポーズする森下のバッテリーガッツポーズもとても熱かったです。
これは何とか森下に勝ちをつけてあげたいという8回裏、菅野から代わった今村に対し、森下の代打中村奨成はショートゴロ。続く野間がヒットで出塁し、小園の初球にエンドランを仕掛けるが、完全にはずされて小園空振り、ランナー野間は挟まれてアウト。結局点は取れず森下に勝ちはつけられなかった。
9回表はケムナ誠が2アウト2塁から増田陸を三振に抑える。
9回裏、リリーフした平内に対し、先頭の菊池涼がヒットで出塁すると、マクブルームの当たりは右中間スタンドへ一直線!サヨナラホームランで劇的勝利!
森下に勝ちはつけられなかったが、菅野との見ごたえのある投手戦、最終的にはサヨナラ勝ちと非常に楽しい試合になりました。2日連続お立ち台のマクブルームは、「アツイ・・」と一言。
今年の巨人、抑えの大勢以外のリリーフ陣は、やはり弱いですね。菅野さえ下りれば勝てそうな雰囲気は出ていました。これで巨人は貯金がなくなり、カープは明日巨人に勝てば2位浮上となります。
しかしヤクルトが勝って、マジック53が点灯したそうな・・。7/2の点灯は史上最速だとか・・。ヤクルト包囲網をつくって倒しに行かないと面白くなくなってしまいますが、2位以下がダンゴなので、今後はAクラス争いだけが興味の的となってしまうのか・・。
まあ、とりあえず明日ガンバレ、カープ。