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2024/9/11 広島VS巨人 アドゥワVSグリフィン 「8回まで天国、9回に地獄。9・11の悪夢」

2024年9月11日(水)の試合結果。


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C 2-9 G


  1 2 3 4 5 6 7 8 9  :計
G 0 0 0 0 0 0 0 0 9  :9
C 0 0 0 1 0 1 0 0 0  :2
 

(勝)泉 2勝1S

(負)栗林 5敗37S


バッテリー
G グリフィン、平内、泉、横川 - 岸田
C アドゥワ、ハーン、栗林、森浦、大道 - 石原


カープスタメン
1 中 秋山
2 遊 矢野
3 三 小園
4 左 堂林
5 一 坂倉
6 右 末包
7 二 菊池
8 捕 石原
9 投 アドゥワ

 

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4回裏、小園ライト前ヒット、盗塁後、堂林の3塁線を破る2ベースでカープが1点を先制。


6回裏、矢野四球、小園ライト前ヒット、堂林のレフトへの犠牲フライでカープが1点を追加。


9回表、中山四球、四球、坂本ヒット、吉川押し出し死球岡本ヒットで巨人が2点を取って同点。さらにモンテス押し出し四球、門脇ヒット、浅野ヒット、代打長野ヒット、増田3ベースでこの回計9点。

 

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松本が登録抹消され、磯村が出場選手登録されました。カープ先発はアドゥワ巨人先発はグリフィン


今日は先発したアドゥワが前回6失点していたということで相手に先制点を与えてしまうことが不安要素でしたが、立ち上がりからナイスピッチング。6回まで2安打無失点、2塁を踏ませない素晴らしいピッチングでした。

2塁を踏ませないピッチングで6回まで好投のアドゥワ



カープグリフィンに3回までパーフェクトに抑えられて苦戦するものの、4回裏2アウトから、小園のライト前ヒットと盗塁、堂林のサードへの当たりは坂本が捕球できずレフト前に転がる2ベースとなって1点を先制。


さらに6回裏には、1アウトから矢野四球、小園ライト前ヒット、堂林のレフトへの犠牲フライでカープが1点を追加。

堂林の2打点でカープがリード



7回表からは好投のアドゥワからハーンに継投。ハーンは回跨ぎで7回8回と無失点に抑える。


8回裏には代打磯村セカンドライナー、秋山ショートライナーと巨人の好守に阻まれた後、矢野の一打は右中間を破る2ベースだったが、暴走気味に3塁を狙ってタッチアウト。ちょっと嫌な感じはしました。

 

それでも、今日はリードを守り切って勝つというカープの勝ちパターンに持ち込むことが出来て、9回裏マウンドに上がるのは守護神栗林カープファンとしては久しぶりに勝ちパターンの楽しい試合、勝ちを確信していました。


しかし9回表栗林は、代打中山をストレートの四球で出すと、にも四球、坂本レフト前ヒットでノーアウト満塁に。ここで新井監督がマウンドに行き、栗林にゲキ。そして吉川を2ストライクと追い込んで、これは復活したかと思ったが、押し出し死球をやってしまい1失点。さらに岡本のレフト前ヒットで同点とされてまだノーアウト満塁。モンテスに押し出し四球を出して逆転されたところで栗林をあきらめて森浦を投入。

自滅のような形でピンチを招き、新井監督のゲキを受ける栗林



しかし止められない。門脇ヒット、浅野ヒットでこの回5点目。ようやく岸田を抑えて1アウト取るが、代打長野のヒットで7点目。重信を三振に取ったところで森浦から3月以来久々登板の大道に。大道増田に3ベースを打たれてこの回9点目。いつまで続くのかという、悪夢の9回表になってしまいました。


8回を終わって、「今日勝ってまた1ゲーム差、明日も勝ったらまた首位返り咲きだな・・」などと思っていたカープファンとしては、天国から地獄に突き落とされたようなとてもつらい敗戦になってしまいました。現地で観ていた方は、逆転された上に延々と続く9回表を目の当たりにし、とてもきつかったと思います。


完璧な勝ちパターンをまさかの自滅のような逆転負けで、巨人とは3ゲーム差。完全に意気消沈・・なところなのですが、まだ巨人とは本拠地マツダスタジアムで4試合を残し、全部勝てば全然ひっくり返せる位置にいるのです。

 

こんなに負けが込んでいる状態で4勝なんて出来るのか・・、今のカープを目覚めさせるには、このくらい衝撃的な負けが必要だったんだと思うしかありません。この悪夢のような負けがあったからこそ、みんなが開き直って思い切ってプレイ出来るようになり、快進撃につながった・・そういう試合になるよう頑張ってほしい。


栗林がいたからこそ今も優勝争いが出来ていて、今年ずっと勝利に導いてくれた素晴らしい選手。しかしこれまでずっと抑えて来たのに、ストライクが入らず完全に自滅という内容がなぜこの大事なカードで出てしまったのか。プレッシャーのかかる試合だったからこうなったのでしょうか。

 

解説をしていた大投手、大監督の工藤公康さんでさえ、日本シリーズの抑えのときなど足がふるえたと言っていました。プロ野球の世界というところは恐ろしいところなんだと改めて感じましたが、何度も厳しい状況を乗り越えてきた栗林がこの経験を糧にしてさらに強いピッチャーになることを期待しています。


今日は小園が2安打、好守備もいくつもあり、大活躍でした。堂林も2打点を上げる大活躍。アドゥワ、ハーンのピッチングも素晴らしかった。明日からは他の選手も一丸となって今まで以上に思い切ったプレーをしてほしい。

 

こんな時期まで優勝争いして毎日ワクワクさせてくれるだけで感謝です。

カープ頑張れ!栗林頑張れ!新井さん頑張れ!