2024年7月26日(金)の試合結果。
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S 6-9 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 9 0 0 0 0 0 0 0 :9
S 2 0 0 2 2 0 0 0 0 :6
(勝)黒原 3勝2敗
(S)栗林 3敗27S
(負)山野 1勝1敗
バッテリー
C ハッチ、黒原、塹江、ハーン、島内、栗林 - 坂倉
S 山野、金久保、小澤、星、田口 - 中村
カープスタメン
1 中 秋山
2 右 野間
3 左 堂林
4 三 小園
5 捕 坂倉
6 二 菊池
7 遊 矢野
8 一 シャイナー
9 投 ハッチ
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1回裏、青木四球、村上2ランホームランでヤクルトが2点を先制。
2回表、小園死球、坂倉センター前ヒット、菊池レフト前ヒット、矢野のライトへの3ベースでカープが3点を取って逆転。さらにハッチのセンター前ヒット、秋山センター前ヒット、野間の右中間を破る2ベース、堂林レフト前ヒット、小園ライト前ヒット、坂倉ライト前ヒット、菊池ショートゴロ、矢野四球、シャイナー押し出し四球でこの回9得点。
4回裏、宮本ヒット、村上2ランホームランでヤクルトが2点を返す。
5回裏、長岡ヒット、岩田四球、村上四球、オスナヒットでヤクルトが1点を返す。さらに中村の犠牲フライで1点を追加。
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ハッチと島内が出場選手登録され、カープの先発はハッチ。ヤクルト先発は山野。
ヤクルトは1回裏、いきなり村上の2ランホームランで先制。村上は、オールスターで2本ホームランを打ってつかんだ感じがあったので要注意だと思っていましたが、軽くバックスクリーン横に運ばれてしまいました。
しかし2回表のカープの攻撃は、先日のオールスターを思い出すような見事な集中打でした。
小園死球、坂倉センター前ヒット、菊池レフト前ヒット、矢野のライト線方向への3ベースでカープが3点を取って逆転すると、シャイナー三振の後、ハッチのセンター前タイムリーヒットで1点、秋山センター前ヒットの後、野間の右中間を破る2ベースで2点、堂林レフト前ヒット、小園ライト前ヒットで1点、坂倉ライト前ヒットで1アウト満塁となったところで山野をノックアウト。
2番手金久保から、菊池のショートゴロの間に1点、矢野四球の後、シャイナー押し出し四球で1点を取り、ついにこの回9得点。山野の球が甘い球が多かったとはいえ、こんなにつながる打線を見たのは久しぶりではないでしょうか。
7点リード、これで楽勝・・と思っていた4回裏、村上の2打席連続の2ランホームランで5点差とされると、5回裏には先頭長岡にヒットを打たれ、岩田を四球で出してノーアウト1、2塁としたところで新井監督はハッチを黒原に交代。ハッチはこの回を抑えれば勝ち投手の権利を得るところでしたが、交代せざるを得ない内容でした。
リリーフした黒原は、宮本を打ち取った後、村上四球、オスナヒット、中村レフトへの犠牲フライで2点を失い6-9の3点差と、まだ逆転のチャンスがある点差になってしまいました。
それでも6回からは塹江、ハーン、島内、栗林が1回ずつしっかり抑えて勝利。一度二軍に落ちて調整して戻ってきた島内は、今日はMAX157kmの力のあるストレートと落ちる球をしっかり投げて、1四球はあったものの2奪三振ノーヒットで無失点に抑えました。今後調子を戻してくれれば心強い。
栗林は1イニングの打者3人を3球で抑えてセーブ。3者連続で初球打ち凡打となりましたが、これは史上初めてとのことだそうです。ハーンは勝ち投手になれず、今季未勝利の0勝3敗。今日の内容では、ちょっと先発を任せるのは厳しいように見えました。
打線は、秋山が3安打、堂林が3安打、坂倉が3安打、矢野が2安打、合計15安打とよく打ちました。坂倉はオールスターの満塁ホームランがいい転機になったでしょうか。堂林は、1打席目全然合っていない感じで三振したのでダメだこりゃ・・と思いましたが、その後3安打。明日以降も同様に打って欲しい。
しかしカープは3回以降、5度も得点圏にランナーを進めながら、追加点を取れなかったのは反省点です。追加点を入れていればもっと楽に勝てたはず。
矢野はヒーローインタビューで「絶対優勝するので、明日からも応援よろしくお願いします!」と言いました。優勝目指して頑張れ!応援します。
カープは後半戦初戦を勝っていいスタートを切りましたが、今日2ホーマーの村上は完全に目覚めた感じなので、明日あさっては村上の前にランナーを出さないことが課題ではないでしょうか。