2024年9月15日（日）の試合結果。
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C 10-2 DB
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
DB 0 0 1 0 0 0 1 0 0 ：2
C 4 1 0 2 0 3 0 0 X ：10
(勝)常廣 1勝
(負)吉野 2勝2敗
バッテリー
DB 吉野、京山、坂本、山﨑、伊勢、中川颯 - 山本、戸柱
C 常廣、塹江、森浦、島内、長谷部 - 坂倉
カープスタメン
1 中 秋山
2 捕 坂倉
3 一 堂林
4 右 野間
5 三 小園
6 遊 矢野
7 左 末包
8 二 菊池
9 投 常廣
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1回裏、秋山ライト前ヒット、野間四球、小園右中間への2ベースでカープが2点を先制。さらに矢野レフト前ヒット、末包のレフト前ヒットで1点、菊池のレフトへの2ベースで1点を追加。
2回裏、秋山レフト前ヒットと盗塁、堂林四球、野間四球、矢野押し出し四球でカープが1点を追加。
3回表、牧ヒット、佐野2ベース、宮崎のサードゴロの間に横浜が1点を返す。
4回裏、坂倉ライト前ヒット、堂林レフト前ヒット、野間ダブルプレーの後、小園レフト前ヒットでカープが1点を追加。さらに矢野のライトオーバーの2ベースで1点を追加。
6回裏、小園ライト前ヒット、宮崎のエラーの後、菊池の3ランホームランでカープが3点を追加。
7回表、戸柱2ベース、桑原2ベースで横浜が1点を返す。
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常廣が出場選手登録されました。カープ先発はプロ初登板となる常廣、横浜先発は吉野。
1回表常廣の立ち上がり、梶原から初球ストレートでストライク。さらにストレートをファールで2ストライクとし、フォークで空振りの三球三振。牧レフトフライで2アウトから、佐野にセンター前ヒットを打たれた後、オースティンは高く弾んだショートゴロ・・だったが矢野が後逸してなぜか記録はヒットの判定。2、3塁のピンチとなるが、宮崎から見逃し三振を奪って初回無失点。
すると1回裏、カープは秋山ライト前ヒットの後、2アウトから野間四球、小園の右中間を破る2ベースでカープが2点を先制。さらに矢野レフト前ヒットの後、末包のレフト前ヒットで1点を追加。末包のタイムリーは1週間ぶりでした。そして菊池のワンバンしてサードの頭を越えるレフトへの2ベースで1点を追加、この回打者一巡で4点と、久々の猛攻でした。
2回裏、秋山がレフト前ヒットで出ると、坂倉三振の際に盗塁成功。堂林四球で1アウト1、2塁となり、三浦監督は吉野をあきらめて京山をマウンドへ。野間四球で1アウト満塁から、小園のピッチャーゴロはホームゲッツーかと思われたが、京山の送球が悪くアウトはホームのみ。そして続く矢野はよく見て押し出し四球を獲得して貴重な1点を追加。
3回表、常廣は牧のヒットと佐野の2ベースでノーアウト2、3塁のピンチ。ここでオースティンに流し打たれて完全にヒット・・と思ったが、セカンド菊池がライナーをジャンピングキャッチ。守備位置といい動きといい素晴らしいプレーでした。この後宮崎の高く弾むサードゴロで1点を失いましたが、致命傷にはならず。
カープは4回裏、坂倉ライト前ヒット、堂林レフト前ヒットでノーアウト1、2塁とチャンスをつくるが、野間セカンドゴロダブルプレーで2アウト3塁とした後、小園がレフト前ヒットで1点を追加。さらに矢野のライトオーバーの2ベースで1点を追加して7-1と大きくリード。
常廣は、毎回ヒットやフォアボールのランナーをスコアリングポジションに進められ、5回表には2アウト満塁のピンチもつくってしまったが何とか切り抜ける。この回山本がスイングに行く途中で右手首付近に死球を受けて途中交代となってしまったので、これは大事に至らないでほしい・・。
常廣は5回92球を投げて7安打1失点、4奪三振としっかり投げてくれました。切れの良いストレートを投げていたし、フォークもいい落ちで空振りが取れていました。カウントを悪くしてストライクを取りに行く球が威力なく打たれる場面もありましたが、ランナーを背負っても淡々と投げてしっかり抑えて、6回からは継投に。
6回裏には、菊池の3ランホームランも飛び出し、久しぶりの圧勝になりました。
7回裏には、秋山が伊勢から死球を受け、ここ最近では珍しい乱闘騒ぎになりました。横浜ベンチから誰かが暴言を吐いたのでしょうか、新井監督が「何て？何て言った？来いお前！」みたいな感じで横浜の誰かに激高していました。その後新井監督とウィックが一触即発状態になりましたが、周りは何とか抑えようという感じ。解説者のときはあれほど穏やかだった新井さんがこれだけ熱くなっている姿を見ると、やはり選手達も熱くなるものがあるでしょう。
6回から塹江、森浦、島内、長谷部とつないだ投手陣は、森浦が1失点し、塹江や島内もヒットにエラーも絡んでピンチの場面がありながら、大量点に守られて何とか守り切りました。あれほど怒っていた新井監督も最後は初勝利の常廣と一緒に笑顔。
今日は得点シーンが全て2アウトからと、しぶとくつなぐいい攻撃でした。3安打の秋山がチャンスメイクし、3安打3打点の小園、2安打2打点の矢野、2安打4打点の菊池とよく打ってくれました。末包にも久々のタイムリーが出たのは良かったですが、今日も得点圏で3度凡退しており、まだまだこんなものではありません。14安打10得点と久々の圧勝でしたが、末包が打っていればもっと点が取れました。
プロ初登板の常廣がカープの連敗を止めてプロ初勝利。とてもうれしい試合になりました。そして久しぶりに強いカープを見ることが出来、3位争いではなくやはり優勝争いを最後までしてほしいと思うとともに、明日は好投手東を打ち崩してここから連勝を伸ばしていかなければなりません。
