2024年8月20日(火)の試合結果。
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G 3-8 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 2 0 0 5 0 0 0 1 0 :8
G 0 1 0 2 0 0 0 0 0 :3
(勝)森下 10勝4敗
(負)山崎伊 8勝5敗
バッテリー
C 森下、森浦、ハーン、島内、黒原 - 會澤
G 山﨑伊、今村、伊藤、平内 - 大城卓
カープスタメン
1 中 秋山
2 右 野間
3 三 小園
4 左 末包
5 一 坂倉
6 二 菊池
7 遊 矢野
8 捕 會澤
9 投 森下
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1回表、秋山レフト前ヒット、野間四球、末包レフト線への2ベースでカープが2点先制。
2回裏、岡本のソロホームランで巨人が1点を返す。
4回表、矢野センター前ヒット、會澤センター前ヒット、森下内野安打、小園押し出し四球でカープが1点を追加。さらに末包走者一掃の2ベースで3点を追加。坂倉センター前ヒットで1点を追加。
4回裏、坂本ヒット、浅野3ベースで巨人が1点を返す。さらに代打オコエ四球、丸内野安打で1点を追加。
8回表、秋山ライト前ヒット、野間センター前ヒット、小園レフト前ヒットでカープが1点を追加。
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今日の巨人先発は山崎伊、カープ先発は森下。
今日は初回に、秋山のヒットから野間の四球、小園送りバント失敗の後、末包の2ベースでカープが2点を先制するさい先のよい試合展開。しかし2回に岡本のホームランで1点差とされ、どちらに流れが行くか分からない展開になりました。
この試合最大のポイントは4回表だったと思います。矢野と會澤の連打でノーアウト1、2塁とすると、森下が送りバントを決められず2ストライクと追い込まれたところでバスターを敢行。高いバウンドのショートゴロは内野安打となりノーアウト満塁。ここで秋山、野間と続く好打順、これは得点の大チャンス。
しかし、秋山フォークに空振り三振、野間もフォークに空振り三振で2アウト満塁に。続く小園は初球、2球目とフォークを連続空振りし、これはこの回点は取れない・・と思いました。ところが、ここから高めのつり球のストレートを見逃し、ボール球のフォークを2球連続で見逃し、フルカウントに。ストレートをファールにした後、低めに落ちるフォークをよく見て押し出し四球。ここで1点を取れたのはとても大きかった。
その後は2アウト満塁で末包の3塁線を破る走者一掃の2ベースで3点、坂倉のセンター前ヒットで1点を追加してこの回一挙5点を奪いビッグイニングにすることが出来ました。
それでも今日の森下は内容的にもう一つと言う感じで、4回裏に3安打を許して2失点。3-7と4点差でまだ中盤、まだ分からないという状況でした。ということで、今日は森下は5回99球被安打8、3失点というところで6回から継投に。
お互いに継投に入ってちょっと試合が落ち着きましたが、8回表に2アウトから秋山、野間、小園のヒットで1点を取ってダメ押したのも大きかった。
今日は末包が5打数3安打5打点と大活躍。ヒーローインタビューに選ばれたのも納得の素晴らしいバッティングでした。それでも今日一番大きかったプレーは小園の4回表の押し出し四球だと思います。あれがなければ4回の5得点はなかったので、正直どちらに転んでいたか分からない試合だったのではないでしょうか。
さらに小園は、末包の1回のタイムリー2ベースも、4回のタイムリー2ベースも、1塁ランナーでホームまで帰ってくる好走塁をしており、さらには8回のダメ押しタイムリーヒットを打ってと、私が選ぶ今日のMVPでした。
2安打の秋山、會澤もチャンスメイクをするいいバッティング、先発全員安打で今日も14安打8得点とよく打ちました。森下は10勝到達、リリーフ陣の森浦、ハーン、島内、黒原もいつも通りしっかり抑えてくれました。
首位決戦、天王山とか言っている人もいますが、東京ドーム最後の巨人との3連戦、頭を取れたのは良かったです。このあと連敗してもまだカープが首位。3連勝するとマジックがつくとか・・。この6連戦、6連勝して、一気に突き抜けてしまっても、私は構いませんよ。