2024年9月21日(土)の試合結果。
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C 5-4 G
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
G 1 0 0 0 1 1 0 1 0 :4
C 0 0 0 0 0 1 0 4 X :5
(勝)島内 9勝6敗
(S)栗林 5敗38S
(負)高梨 4勝3敗
バッテリー
G 横川、バルドナード、ケラー、高梨、船迫 - 岸田
C アドゥワ、森浦、島内、栗林 - 坂倉
カープスタメン
1 左 二俣
2 遊 矢野
3 中 秋山
4 三 小園
5 捕 坂倉
6 右 末包
7 二 菊池
8 一 林
9 投 アドゥワ
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1回表、浅野四球、吉川ヒット、岡本ヒットで巨人が1点を先制。
5回表、門脇ヒット、横川送りバント、浅野2ベースで巨人が1点を追加。
6回表、岡本ヒット、オコエ2ベース、門脇敬遠、横川ヒットで巨人が1点を追加。
6回裏、代打上本ライト前ヒット&ファンブル、秋山のライト前ヒットでカープが1点を返す。
8回表、岡本ヒット、坂本2ベース、オコエのショートゴロの間に巨人が1点を追加。
8回裏、林レフト前ヒット、矢野ライト前ヒット、秋山ライト前ヒットでカープが1点を返す。代走羽月盗塁後、小園のライト前ヒットと浅野の後逸で2点を取って同点。さらに坂倉敬遠後、末包のレフト前ヒットで勝ち越し。
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塹江が登録抹消され、滝田が出場選手登録されました。カープ先発はアドゥワ、巨人先発は横川。
アドゥワは立ち上がりに失点することが多いが、今日も1回表に巨人に先制を許す。その後立ち直るが、カープ打線は横川をなかなか打てない。
4回裏、先頭矢野がサードへの内野安打で出塁するが、秋山はセカンドゴロダブルプレーで得点できず。
すると5回表、巨人に追加点を入れられ2点差に。
5回裏、1アウトから末包がセンター前ヒットで出るが、前日に続き牽制タッチアウト。直後に菊池のライトへの2ベースが出るチグハグさ、空回りぶりに今日も負ける予感がし始める・・。
すると6回表、2アウト2、3塁とピンチとなり、門脇敬遠で打席にはピッチャーの横川なので大丈夫・・と思ったが横川にライト前ヒットを打たれて1失点して3点差。完全に「今日も負けか・・」という展開。
6回裏、代打上本のレフト前ヒットとオコエのファンブルでノーアウトランナー2塁とするが、二俣、矢野が倒れてやっぱり点が取れないか・・という場面で秋山のライト前ヒットで1点を返す。
2点差ならまだ何とかなるかという8回表、島内がマウンドに上がると、岡本ヒットと坂本2ベースでノーアウト2、3塁のピンチ。1アウトから、オコエのショートゴロを前進守備の矢野がうまくさばいていればホームアウトというところ、打球の処理を誤って1失点。これは今のカープには致命的な追加点に思えました。
しかし8回裏、ピッチャーケラーから、林がレフト前ヒットで出ると代走韮澤。代打野間、二俣と倒れて2アウトとなるが、矢野がライト前ヒットを打って1、3塁に。ここでまたも秋山がライト前ヒットを打ってカープが1点を返す。
1、3塁バッター小園という場面でピッチャーがケラーから高梨に代わり、1塁ランナー秋山には代走羽月。羽月は初球で盗塁に成功して2、3塁と一打同点の場面をつくると、小園はライト前ヒット。ライト浅野がホームに送球しようと前に出てアタックをかけるが、何と後逸してしまい4-4の同点となってなおも2アウト3塁に。
高梨が坂倉に3ボール1ストライクにしたところで阿部監督がマウンドに向かい、坂倉を敬遠してピッチャーを船迫に代えて末包と勝負。末包はレフト前にはじき返して、ついにカープが勝ち越し!
1点リードで9回表は守護神栗林がマウンドへ。栗林は前回巨人戦で9回まさかの6失点して逆転負けして以来の登板。今日も先頭代打中山を3ボールノーストライクとして嫌な予感がしたが、フルカウントからグローブにうまく入ったという感じのピッチャーライナーに打ち取れたのが大きかった。丸セカンドゴロ、浅野三振と打ち取って勝利!
正直、途中までは今日も負けか・・と思ってしまうほど流れの悪い展開の中、久しぶりに逆転のカープを見ることが出来ました。やはりポイントは8回裏。まず先頭の林がよくヒットで出ました。林は、昨日今日としっかりバットが振れていて、いい当たりが出て期待感があります。そして2アウトからヒットでつないだ矢野は、最近ヒットも出るし粘って四球を取ったりずっと頑張っている。そして2打席連続タイムリーヒットの秋山は、連敗中もずっと鋭い眼光で一人だけ気持ちで負けていないような本当に頼りになるバッター。
2アウト1、3塁、バッター小園という場面では、ピッチャー大勢が来るか・・と思いましたが、高梨で正直ラッキーでした。羽月の初球二盗も見事でしたが、カープで断トツの得点圏打率を誇る小園が今日も期待に応える同点打。そして連敗中、何度も何度もチャンスに打てず悔しい思いをしてきた末包が、必死の思いでレフト前にはじき返す勝ち越し打。皆でつないだ逆転劇でした。
そして最後は栗林のリベンジでの勝利、本当にうれしい1勝になりました。勝つってほんとに難しいし、こんなにうれしいものなんだと改めて感じました。
そして解説をしていた大魔神佐々木さん、連敗中のカープの選手や前回大量失点の守護神栗林を応援するようなコメントがとてもうれしかった。佐々木さんは馬主など野球以外の活動のイメージもありますが、よく試合を観て選手のこともよく知っているのが分かるし、どのチームの選手も応援してくれているようなコメントが本当にいいと思います。
これでカープは3試合連続二桁安打。今日のイメージで何とか連勝してほしい。今月は連敗を止めても連勝が出来ていないので、何とか明日も勝って調子を取り戻してほしい。今日は横浜VS阪神で横浜が負けて、カープは1日で3位に浮上しました。今日の試合が出来ればAクラスは確保できるはず。