2024年8月14日（水）の試合結果。
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C 4-3 DB
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
DB 1 0 0 2 0 0 0 0 0 ：3
C 0 1 0 0 0 0 0 0 3X ：4
(勝)塹江 2勝
(負)森原 2勝5敗20S
バッテリー
DB ジャクソン、山﨑、伊勢、ウェンデルケン、森原 - 山本
C 床田、黒原、森浦、塹江 - 坂倉
カープスタメン
1 中 秋山
2 遊 矢野
3 右 野間
4 三 小園
5 捕 坂倉
6 左 中村奨成
7 二 菊池
8 一 堂林
9 投 床田
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1回表、梶原内野安打、桑原ヒット、オースティン四球、牧ヒットで横浜が1点先制。
2回裏、小園ライト前ヒット、中村奨成センター前ヒット、京田のサードゴロエラーでカープが1点を返す。
4回表、山本2ベース、京田四球、林2ベースで横浜が1点を追加。さらにジャクソンのヒットで1点を追加。
9回裏、小園レフト線への2ベース、坂倉四球、菊池のレフトスタンドへの逆転3ランホームランでカープサヨナラ。
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田村が出場選手登録され、野村、松山が選手登録抹消されました。今日は平和を願う17年目を迎えるピースナイター2024という形で試合が行われました。
カープ先発は床田、横浜先発はジャクソン。
今日の床田は、立ち上がりから思い通りに制球出来ていないような球が多く、調子は良くなさそうでした。1回表、先頭の梶原の打球はただのファーストゴロかと思いましたが、ファースト堂林と梶原の競争で1塁ギリギリセーフの内野安打。いきなりアンラッキーな感じ。そこから1アウト満塁となり、牧のレフト前ヒットで1点を失う。
さらに1アウト満塁とピンチが続いたが、山本をショートゴロダブルプレーに打ち取り、よく1失点で凌ぎました。
カープは2回裏、小園のヒットと中村奨成のヒットから2アウト1、3塁のチャンスをつくり、堂林のサードへのちょっと難しい当たりを京田が捕球できず、カープが1点を返して同点。
床田は2回、3回と先頭打者にヒットを打たれながらも無失点で抑えるが、4回表には1アウト1、2塁から林に投げた甘いスライダーを2ベースされ、続くピッチャージャクソンにも甘く入ったツーシームをヒットされてこの回2失点。
しかし引き続き1アウト1、3塁のピンチで桑原の三遊間を破るかという打球を矢野が好守備でアウトにするなど、これ以上の失点は防ぎました。それでもやはり今日の床田の投球内容は良くなかった。
5回裏、先頭堂林がライト前ヒットで出ると、早くも床田に代打田村を送る。しかし田村はセカンドゴロダブルプレー。
6回からカープは継投に入り、黒原が1回2/3、森浦が1回1/3、塹江が1回を無失点でつないで2点差のままでキープしたのは大きかった。
カープ打線はなかなかジャクソンを捕まえられず厳しい展開だったが、まだ球数82球なのに7回から継投に入ってくれたのは、正直ラッキーと思いました。
7回裏リリーフした山崎から、先頭の坂倉がライト前ヒットを打ち、中村奨成はセカンドゴロダブルプレーに倒れるが、菊池もレフトに2ベースを打ち、三浦監督はすぐにピッチャーを伊勢に交代。ちなみに、菊池は通算300二塁打達成となりました。
8回裏には、ウェンデルケンから秋山のセンター前ヒットと代打末包の死球で1アウト1、2塁とするが、野間のセカンドゴロダブルプレーでこの回も得点できず。カープはダブルプレー3つ目となり、負けが近づいてきました。
それでも9回裏、ドラマが待っていました。先頭小園が3塁線を破る2ベースで出ると、坂倉は四球。ここで中村奨成はレフトフライに倒れ、バッター菊池。「レフトスタンドに叩き込んでくれたら逆転サヨナラなんだけどな・・」と思いはしました。しかし、それが本当に現実になるとは・・。菊池のレフトスタンドへの劇的逆転サヨナラ3ランホームランが飛び出し、まさかのカープ勝利！
とても興奮しました。こんな試合を現地で見ていた方は、メチャクチャ興奮したのではないでしょうか。300二塁打を達成した菊池が逆転サヨナラホームランでヒーローに。
今日は横浜とカープのリリーフ陣の違いも感じる試合となりました。今日の横浜のリリーフ陣とその防御率は、山崎2.86、伊勢5.65、ウェンデルケン0.82、森原2.92。それに対しカープリリーフ陣は、黒原1.63、森浦1.41、塹江1.17と抜群の成績。リードしていればハーン0.47、島内2.63、栗林1.02が出てきていたことが想定されます。
これでカープはお盆期間の厳しい9連戦を5勝3敗1分で乗り切りました。しかし新井監督は全く無理をしない投手、野手の使い方をしています。先発投手はアドゥワ→床田→大瀬良→森→森下→九里→玉村→野村→床田で、2回投げた床田も通常運転の中6日。アドゥワ、森下、玉村が完投してくれたこともあり、リリーフ陣も無理していないどころか、むしろ登板が少ないくらいの状況。
さらに野手陣も野間、秋山、菊池と休養日を設けながらの起用で活躍を続けています。これは今に始まったことではなく、去年の終盤の失速を反省して、今季始めからずっと意識しているマネジメントかと思います。
新井監督を始めとした首脳陣のゴールを見据えたマネジメント、サヨナラ勝ちすると新井監督に抱き着く選手達（信頼関係）、そして今日のような劇的な勝利を見ていると、優勝が現実味を帯びてきていると感じるカープファンの今日この頃です。
