2024年9月12日(木)の試合結果。
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C 0-5 G
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
G 0 0 3 0 0 0 0 0 2 :5
C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 :0
(勝)戸郷 11勝7敗
(S)大勢 1勝2敗25S
(負)床田 11勝6敗
バッテリー
G 戸郷、ケラー、バルドナード、大勢 - 大城卓
C 床田、中﨑、塹江、黒原、大道 - 坂倉
カープスタメン
1 中 秋山
2 遊 矢野
3 右 野間
4 三 小園
5 捕 坂倉
6 一 堂林
7 左 末包
8 二 菊池
9 投 床田
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3回表、浅野2ベース、門脇のバントを床田が1塁悪送球して巨人が1点を先制。さらに戸郷送りバント、坂本内野安打で1点、吉川四球、岡本ヒットで1点を追加。
9回表、門脇ヒット、丸ホームランで巨人が2点を追加。
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カープ先発は床田、巨人先発は戸郷。
床田は序盤1回2回と三者凡退に抑え、いつも通りいいピッチング。
カープは2回裏、坂倉セカンドへの内野安打、堂林四球でノーアウト1、2塁と先制のチャンス。しかし末包はショートゴロダブルプレーで2アウト3塁となり、菊池敬遠、床田は惜しくもピッチャーライナーで得点できす。
すると3回表、浅野2ベースの後、門脇の3塁前に転がした送りバントを床田が3塁に投げようとするが、小園のベースカバーが遅れ、慌てて1塁に投げたが悪送球となり巨人が1点を先制。
さらに戸郷送りバントの後、坂本の1、2塁間を抜けるかというゴロが菊池のグラブをはじく内野安打となりもう1点。吉川四球の後、岡本は詰まったセンターへの当たりが、秋山の前に落ちるヒットとなりもう1点を追加。ちょっと不運な当たりも多かったが一気に3点差。
戸郷は序盤割とボール球も多く、今一な内容に見えたが、3回からはしっかり抑える。床田もその後はしっかり抑え、6回から継投に入る。
カープは6回裏、矢野のセカンドへの内野安打、小園のライト前ヒット、坂倉四球で1アウト満塁と一発が出れば逆転というチャンス。しかしここで堂林、末包と戸郷のフォークに二者連続の空振り三振。
巨人も7回から継投に入り、カープは8回裏、坂倉レフト前ヒット、堂林四球とバルドナードを攻めて2アウト1、2塁のチャンス。ここで阿部監督はバルドナードに代えて守護神大勢をマウンドへ。末包はピッチャーゴロとなりこの回も得点できず。
9回表、大道が丸に2ランホームランを打たれて勝負あり。
前日の悪夢の敗戦で選手たちが目覚めて今日は勝つ・・などと夢想していましたが、そんなに簡単ではありませんでした。今日もなかなか得点ができない。特に今日は末包が3度チャンスで凡退。変化球に全く合っていない空振りも目立ち、絶不調くらいの状態に見えます。2回裏の併殺打でカープに来る流れを切ってしまったし、6回裏の満塁のチャンスは代打松山で行ってもいいんじゃないかと思うくらいでした。
この首位攻防3連戦、末包はほとんど打撃で貢献できず、今日は何度もチャンスで回って来ながらことごとく凡退。本人としては相当悔しいはずです。この悔しさを明日晴らしてくれと言ってもそう簡単に打てるものではありません。今季中に借りを返せればいいですが、たとえ来期以降だとしても、必ず糧にして欲しいです。
これでカープは、首位決戦、巨人に本拠地マツダスタジアムで3連敗を喫し、差を4ゲーム差に広げられました。ここまでマツダでは巨人に4勝1敗2分けと好相性だっただけに想定外でした。巨人は菅野、グリフィン、戸郷をぶつけてきて、大勢の回跨ぎなど采配も勝負に来ていたのは明らかで、まんまとやられた感じでした。
それでも今日は阪神VS横浜が雨天中止となり、カープはまだ2位。巨人ともまだマツダで3試合を残しているので、優勝の可能性はまだあると言えます。しかし、今月に入って2勝8敗と今の調子では厳しいと言わざるを得ません。
さらに3位阪神とゲーム差がなくなり、4位横浜とも2ゲーム差。休む間もなく、調整する間もなく、明日は阪神と戦わなければなりません。巨人も阪神も横浜も調子が上がっているように見える中、カープだけが調子が悪い・・。
それでもまだ残り19試合、何とか調子を取り戻してほしいし、笑顔を取り戻してほしい。最近負けが多いせいで仕方ないかもしれませんが、新井監督も選手も暗い表情が多い気がします。ファンとしては応援するしかありません。最後まで頑張れ、カープ!