2023年8月17日(木)の試合結果。
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C 6-0 T
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
T 0 0 0 0 0 0 0 0 0 :0
C 0 0 2 3 0 1 0 0 X :6
(勝)床田 10勝3敗
(負)ビーズリー 1勝2敗
T ビーズリー、及川、馬場、岡留 - 坂本、長坂
C 床田 - 坂倉
カープスタメン(前日から変更:※)
1 中 上本 ※
2 右 野間
3 遊 小園
4 左 西川
5 捕 坂倉 ※
6 一 堂林 ※
7 三 デビッドソン
8 二 菊池 ※
9 投 床田
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今日は、上本が1番に、坂倉が5番キャッチャーに、菊池が8番に入るというスタメンでした。
カープ先発は床田。前回神宮で初回6失点とまさかの失点をしてしまったが、今日はしっかり修正して1回表を三者凡退。2回表には大山ヒットとワイルドピッチでノーアウト2塁とピンチを招くも、ノイジーをセカンドライナーに打ち取ると、菊池の素早い送球で2塁ランナーをアウトにしてダブルプレーに。このプレーは大きかったと思います。
阪神先発はビーズリー。3回裏、菊池レフト前ヒット、床田送りバントで1アウト2塁。ここで上本のセンター前ヒットで1点を先制!さらに野間のレフト前ヒットで1、3塁とするが、3塁ランナー上本が足を痛めて大盛に交代。さらに打者の小園にもなぜか代打矢野。試合後情報で小園は1打席目の右ふくらはぎへの自打球の影響で途中交代になった模様・・。矢野はセンターへの犠牲フライを打って1点を追加。2-0。
4回表の阪神の攻撃では、2アウト1、2塁からノイジーの三遊間を抜けるかという打球を深い位置で矢野がキャッチしてファーストに遠投、アウトにしたプレーも素晴らしかった。菊池、矢野の好プレーが床田を助け、以降床田はいつものようにナイスピッチングを続けることになりました。
4回裏、坂倉センター前ヒット、堂林四球で1アウト1、2塁のチャンスをつくると、菊池の打球はサードへの鋭い当たり。これを小野寺が後逸して1点を追加。さらに1、2塁から床田がライナーでライトオーバーする2ベースで1点を追加して4-0。ここでピッチャービーズリーから及川にリリーフ。
1アウト2、3塁の場面で上本に代わって入っていた大盛は見事レフト前ヒットを打って5-0。野間倒れて矢野四球で2アウト満塁としてバッター西川。初球ボールとなったところで雨が強くなり試合中断・・。
34分の中断の後、2アウト満塁から試合再開。西川にとどめの一撃・・を打って欲しかったがレフトフライで4回裏は終了。5-0。
6回裏には床田四球、野間センター前ヒット、矢野四球で2アウト満塁、打者は西川というチャンスをつくる。ここで坂本のパスボールで1点を追加、6-0。
6回までナイスピッチングで無失点を続けた床田は7回表、1アウトから大山四球、ノイジーと小野寺の連打で満塁のピンチ。ここで代打原口のセカンドへのライナーを菊池が横っ飛びでスーパーキャッチ。床田は首を傾げたり笑顔になったり、失投したけど助けてもらったといういろいろな感情が出ていたように見えました。さらに代打佐藤輝明もレフトフライに打ち取ってこの回も無失点で切り抜ける。
床田は8回を投げ切って115球無失点。新井監督と話をしていたので交代か・・と思いましたが、9回もマウンドへ。
床田は完封勝利で、ついに自身初の二けた勝利、10勝目。去年はケガで達成出来なかったので、本当に良かった。おめでとうございます!
ヒーローインタビューは床田、大盛、矢野の三人。矢野は「やっと俺の出番が来たなと思って、待ってました」「俺に任せい、みたいな感じで行きました」と面白かったです。
今日は床田が前回大量失点の不安を払拭し投打に大活躍の完封勝利。勝利数は巨人戸郷と並んでトップ、防御率もセリーグトップの1.90に。ただ、それを支える守備、特に菊池と矢野の二遊間がいくつもいいプレーをして助けていたのが本当に素晴らしかったと思います。
打線も全員が集中して皆で点を取っているような感じでとても良かったです。誕生日の堂林も2安打。心配なのはケガで途中交代の上本と小園。秋山が離脱している中、この二人にかかる期待は大きい・・。
首位阪神に勝ち越し、まだ7ゲーム差。少しずつ差を詰めていきたいところです。