2022年5月17日(火)の試合結果。
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G 3-2 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 2 0 0 0 0 0 0 0 :2
G 0 0 0 0 0 0 0 0 3X :3
(勝)畠
(敗)遠藤
C 遠藤、ターリー - 磯村
G メルセデス、髙橋、畠 - 大城
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今日は、1番ライトに中村健人が入り、7番キャッチャー磯村、8番レフト末包というスタメンでした。
カープ先発の遠藤は、今日は素晴らしい投球でした。
ストレートもズバッと決まるし、変化球も切れがあっていいコースに決まっていました。ストレートの球速は140km前後だったが、巨人のバッターは振り遅れて空振りをするシーンもありました。
8回まで無失点を続け、完封がみえるところまで好投を続けました。
そこまでピンチだったのは、6回にメルセデス、丸に連打されノーアウト1、2塁のピンチをつくり、ウォーカーセンターフライ、今日復活した吉川をダブルプレーにしとめたシーンくらい。
カープの攻撃は2回、坂倉四球と小園2ベースで2、3塁とし、1アウトから末包がバットを折りながらもライト前に転がすヒットで2点を先制!
しかしその後、巨人メルセデスを打ち崩せず、8回まで追加点を奪えない。
9回表、代わった髙橋優貴から、坂倉四球と小園ヒットでノーアウト1、2塁のチャンス。磯村がバントで送った後、途中出場の上本は最終的に敬遠。1アウト満塁となって打席は遠藤。ここは代打を出すという策もあったが、そのまま打たせ、結果ショートゴロダブルプレーで得点できず。遠藤は1塁まで全力疾走。
9回裏、遠藤は先頭のウォーカー、吉川と連打された後、岡本にフォアボールでノーアウト満塁のピンチをつくってしまう。遠藤は前の回の走塁の影響なのか、ここまでの疲労の影響なのか、完封を意識したせいか、この回やや制球が乱れてしまった。
ここで遠藤をあきらめ、ターリーを投入。ターリーは、ポランコ、中島と連打されサヨナラ負け。なぜターリーを使ったのかはよく分かりませんが、登板するたび毎回のようにヒットを打たれているし、このような厳しい場面で使うのは難しそうに見えました。
後から分かったことですが、守護神栗林がコンディション不良で使えなかったことが采配にも影響したようです。ブルペンで投げていなかったので、そんな気はしていたのですが・・。
今日勝つ一番の方法は、9回表遠藤に代打を出して追加点を取りに行き、9回裏は栗林で締めるという作戦だろうと思いましたが、それは出来ない状況だったようです。
遠藤は良かったし、完封勝利を経験させることでまた一皮むけて今後にも生きて来るだろうという判断もあったでしょうし、他に信頼できるピッチャーがいないということも影響したのでしょう、9回の打席に立たせました。結果的には、三振させて次の中村健人に賭けるという作戦の方が良かったのかもしれません。
それと、どうせ代えるなら満塁ではなく、1、2塁の時点で代えた方が良かったのではとか、どうせなら遠藤に最後まで投げさせた方が良かったのではとかもありますが、最終的に残念な結果になってしまいました。
というかそもそも、追加点を取れない攻撃陣にも責任があります。小園が一人猛打賞と調子を上げているのは好材料ですが、西川が3試合ノーヒットと元気がなかったり・・。
完全に勝ちゲームだと思っていたので、まさかの結末にショックでしたが、8回まで素晴らしい投球をしてくれた遠藤はこの経験を必ず次に活かして、近いうちに完封勝利を見せてほしいです。