2022年7月15日(金)の試合結果。
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G 3-6 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 :計
C 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 :6
G 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 1 :3
(勝)矢崎
(敗)菊地
C 大瀬良、森浦、ターリー、矢崎、中﨑 - 會澤、磯村
G 山﨑伊、今村、高梨、平内、大勢、赤星、菊地 - 大城
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今日は、6番レフト堂林、8番キャッチャー會澤が入るスタメンとなりました。
1 右 野間
2 二 菊池涼
3 中 秋山
4 一 マクブルーム
5 三 坂倉
6 左 堂林
7 遊 小園
8 捕 會澤
9 投 大瀬良
カープは1回表、巨人先発の山崎伊を攻める。先頭野間がセカンドへのボテボテの内野安打で出ると、菊池涼がバント。1アウト2塁から秋山が粘った末にライトスタンドへの2ランホームラン!カープに来て初ホームランでいきなり2点を先制!
さらにマクブルーム、坂倉ヒットで1、2塁とし、初回からビッグイニングになりそうな雰囲気。ここで堂林がピッチャーゴロダブルプレーでチャンスを潰す。
2回表、先頭小園がヒットで出塁するが、會澤がピッチャーゴロダブルプレー。3回表も先頭野間がヒットで出塁し、1アウトから秋山四球で1、2塁とするが、マクブルーム三振、坂倉セカンドゴロで得点できず。いつ山崎伊をノックアウトするか、いつ追加点を取るかと見ていたが、全然追加点が取れない嫌な展開。
カープ先発大瀬良は、前回登板時に大量失点をしていたので不安はあったが、3回まで無失点で抑える。しかし4回裏、丸、岡本、ポランコと3連打でノーアウト満塁のピンチに。ここで中田翔のセカンドゴロの間に1点を返されるが、大城三振、中山ショートゴロと1失点のみで抑えて1-2とリードは守る。
5回表にも、野間2ベース、秋山死球、マクブルーム四球で2アウト満塁とするが、坂倉セカンドゴロでまたも山崎伊から得点できず。
6回裏、2アウトからヒットのポランコを1塁に置いて、大城のライトへの3ベースヒットで2-2の同点とされてしまう。この大城の打球、ライトフェンス際で野間がジャンプしてグラブに当てながらも取れなかったのだが、これを取って失点を防いでいたらこの試合のヒーローは野間だったかもしれない。2回裏にもポランコのライトフェンス際の同様の打球をジャンプして好捕しており、打っては3安打で1回の得点にも絡んでいた。
6回以降、巨人は継投に入り、カープはチャンスをつくれなくなる。
9回表は大勢が登板。今日の大勢はコントロールがあまり良くなく、1アウトから會澤が死球で出ると、代走曽根。代打松山の場面、初球盗塁を試みるがアウト。さらに松山が四球で出ると、代走羽月が初球盗塁を試みてアウト。盗塁で好機をつくろうという姿勢は良いのだが、今日の制球の良くない大勢の場合、いつものように動かなければもっとチャンスになっていたかもしれない。それと、盗塁するにしてももっと個人の走塁の技術を磨かないと成功確率が低い気がする・・。
カープも8回森浦、9回ターリーと継投して2-2のままついに延長戦へ。
11回表、坂倉四球の後、2アウトから小園がショートへのボテボテの内野安打で1、2塁。ここで代打長野は粘って四球、2アウト満塁。打席は途中からキャッチャーに入った磯村。残りの控え選手は中村健人、持丸、矢野の3人。坂倉も持丸もキャッチャーに入れるので代打中村健人もありかな・・とも思ったが、そのまま磯村が打席へ。
磯村は初球のスライダーを思い切り引っ張って、レフトへ目の覚めるような当たり。打った瞬間ガッツポーズした打球はレフトスタンドへの満塁ホームラン!一挙2-6と4点リード。まさかの磯村のプロ初となる満塁ホームランに驚き、そしてとても興奮しました。
11回裏は中崎が大城にソロホームランは打たれたがそれ以外は抑えて勝利。
本来は、山崎伊をもっと早くつかまえて楽勝の試合にしてほしかったです。特に1回堂林が打っていればもっと楽に勝てていたと思われるのだが、やはりスタメンの堂林は良くなくて5打数ノーヒット1併殺となってしまいました。
しかし、結果的には秋山の2ランホームランと磯村の劇的満塁ホームランに興奮した楽しい試合となりました。大瀬良も今日はカーブが効果的に決まっていて、絶好調ではないにしてもよく投げていたし、リリーフ陣も頑張りました。
これで巨人も借金2となり、カープはゲーム差0.5で阪神と並んで3位。明日は森下だから絶対勝つので、2位浮上ですね。阪神、横浜も勝つと、巨人は一挙に5位まで転落します。