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2024/6/29 巨人VS広島 グリフィンVS大瀬良 「投手戦をギリギリ制して東京ドーム初勝利」

2024年6月29日(土)の試合結果。


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G 1-2 C


  1 2 3 4 5 6 7 8 9  :計
C 0 1 0 0 0 0 0 0 1  :2
G 0 0 0 0 0 0 0 1 0  :1
 

(勝)島内 5勝4敗
(S)栗林 2敗21S

(負)バルドナード 1勝3敗9S


バッテリー
C 大瀬良、塹江、森浦、島内、栗林 - 會澤
G グリフィン、バルドナード - 岸田


カープスタメン
1 中 秋山
2 二 菊池
3 左 上本
4 三 小園
5 一 堂林
6 右 二俣
7 遊 矢野
8 捕 會澤
9 投 大瀬良

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2回表、二俣のライトへの2ベース、矢野のレフトへのヒットでカープが1点を先制。


8回裏、門脇四球、ヒット、吉川四球、ヘルナンデスのファーストへの内野安打で巨人が1点を返して同点。


9回表、菊池のレフトスタンドへのソロホームランカープが勝ち越し。
 

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巨人先発はグリフィン。1回表カープ秋山死球の後、菊池はレフトフェンス直撃かという当たりを打ったが佐々木がジャンピングキャッチしていきなりの先制のチャンスを防がれる。


2回表は1アウトから二俣が右中間への2ベースで出ると、矢野はレフト線近くに落ちるヒットでカープが1点を先制。グリフィンは攻略出来そうに見えた序盤でしたが、3回からは完璧に抑えられ、8回まで三者凡退が続くことになりました。

矢野のタイムリーでカープが先制!



対するカープ先発は大瀬良。初回から当たっている丸、ヘルナンデスから見逃し三振を奪うなど、立ち上がりから抜群のピッチング。内角、外角ギリギリ一杯に変化球、ストレートをビシビシ投げ込み、すごいコントロールしてるなと思いました。こちらも6回まで素晴らしいピッチングで無失点を続けました。連続無失点イニングカープ球団2位の記録をもっていた今村の34回を抜き、35回まで伸ばしました。

今日も無失点投球の大瀬良



しかし7回裏、吉川のライト前ヒットの後、1アウトから岡本にレフトに2ベースを打たれて2、3塁のピンチ。この回の大瀬良はちょっと球が甘く入っているようでした。ここで新井監督はピッチャーを塹江に交代。

 

わずか1点リードで1アウト2、3塁、しかもここで失点を許すと大瀬良の連続無失点記録が途絶える場面。ここで塹江大城を1球でファーストゴロに打ち取り2アウト2、3塁に。

厳しい場面で登板し大城を1球で打ち取った塹江

そして森浦に交代すると、岸田を3球三振に打ち取って無失点で凌ぐ。チェンジアップが頭にある中、3球連続でストレートを投げさせる會澤のリードもすごかった。しかしこの痺れる場面でこの二人は本当によく抑えたと思います。特に森浦は飄々と表情も変えずに抑えて帰ってくる姿がとても頼もしい。

大ピンチに出てきて3球三振に打ち取る森浦



あと2回守り切ればという8回裏、当然の継投で島内が登板。しかし1アウトから門脇にストレートの四球。立岡送りバントは2塁で刺して2アウト1塁とするが、センター前ヒット、吉川ストレートの四球で2アウト満塁に。

 

島内はコントロールが定まらず、苦しいピッチング。ここで、今季初めて新井監督がマウンドに行きました。「思い切って腕振って、ド真ん中に投げ込んでこい」というようなことを言ったようです。

今季初めて見る光景。新井監督がマウンドに行き島内にゲキ

島内ヘルナンデスにストレート2球で2ストライクまで追い込みましたが、次のストレートを1、2塁間に転がされ、ファースト堂林が飛びついて止めたものの内野安打となり、1点を失ってしまいました。しかし、なおも2アウト満塁で4番岡本はショートゴロに打ち取り、逆転は許しませんでした。島内は2試合連続で失点し、今日もコントロールが定まらない感じで、ちょっと調子が落ちているようです。それでもよく同点でこらえたと思います。


すると9回表2アウト、代わったバルドナードから、菊池がレフトスタンドにソロホームランを打ってカープが1点を勝ち越し。9回裏は栗林がランナーを出しながらも無失点に抑えて、前日のリベンジに成功。カープが勝利しました。

菊池の9回表2アウトからの値千金のホームラン



大瀬良は勝ちこそつかなかったものの今日も素晴らしいピッチングで連続無失点35回1/3に伸ばしました。防御率0.80で断トツの1位。そしてリリーフ陣も塹江、森浦、島内、栗林とつないでよく勝ち切ったと思います。島内は落ち込んでいるように見えましたが、去年からずっと勝利に貢献してきたのだから、気持ちを切り替えて次も頑張ってほしい。


打線は二俣、矢野のヒットと菊池のホームランの3安打でしたが、全てが得点に絡む貴重なヒットでした。そして小園、矢野、菊池と内野陣は好守備で投手陣を支えていたと思います。巨人佐々木門脇の好守備があり、なかなか締まった試合だったのではないでしょうか。カープは今季東京ドーム初勝利となりました。


残念なニュースが2つ入ってきました。末包が左太もも裏の肉離れと診断されたということで、ちょっと時間がかかりそうというニュース、レイノルズが左肩手術で今季の復帰が見込めないため契約解除となったというニュースです。

 

ようやく戻って来た大砲末包の離脱は痛いし、今年外国人打者が活躍したら相当いい打線になると思っていたところ全く活躍できないままレイノルズ契約解除の残念なニュース。こんなことならマクブルームデビッドソンを残しておいた方が全然良かった・・。

 

しかし国産打線でよく頑張っていると思います。シーズン後半はシャイナー田村、林あたりが大活躍してくれたらいいなあと思っているのですが、今のところ二軍でもなかなか結果が出ていないようです・・。