2023年5月19日（金）の試合結果。
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T 7-10 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
C 5 0 0 0 2 1 0 1 1 ：10
T 0 0 1 1 5 0 0 0 0 ：7
(勝)ケムナ 2勝
(S)矢崎 3勝3S
(負)及川 1勝1敗
C 玉村、ケムナ、中﨑、島内、ターリー、矢崎 - 坂倉
T 青柳、及川、西純、ビーズリー - 梅野、長坂
カープスタメン
1 右 中村貴
2 左 西川
3 中 秋山
4 一 松山
5 捕 坂倉
6 三 林
7 遊 田中
8 二 韮澤
9 投 玉村
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戸根は体調不良、デビッドソンは左肩痛で登録抹消。玉村、薮田、中村貴浩、林が一軍に上がってきました。
今日は、1番にプロデビュー戦となるライト中村貴浩、6番サードに今季初出場となる林、対青柳対策として1番から9番まで全員左打者というスタメンになりました。菊池やマクブルームもはずすという思い切ったスタメン。
阪神先発青柳に対し、1回表、先頭の中村貴は初球をいきなりレフトポール際フェンス前まで打球を飛ばすが、ノイジーにキャッチされアウト。あと2メートルくらいでホームランでした・・惜しい。
しかしそこから、西川レフトへの2ベース、秋山四球で1、2塁とすると、松山センター前ヒット、坂倉ライト前ヒット、林ライト前ヒットと3連続タイムリーで0-3。さらに田中四球の後、韮澤のレフト前ヒットで2点を追加して0-5と初回から5点リード。
カープ先発玉村は、3回裏にノイジー、4回裏に佐藤輝明にソロホームランを打たれ2-5と3点差に。
しかし5回表、2アウトから林死球、田中ライトへの2ベース、韮澤敬遠で満塁とすると、玉村がライト前ヒットを打ち2点を入れて2-7とまた5点差に。
これで玉村も楽になって勝ち投手の権利を取るだろう思われた5回裏、青柳の代打渡邉に2ベースを打たれると、近本、中野、ノイジーと4連打され、4-7と3点差になりなおもノーアウト1、2塁。
ここで新井監督は玉村をあきらめてケムナ誠を投入。しかしケムナは大山に3ランホームランを打たれ、まさかの同点。7-7。
玉村は5点リードで5回のマウンドに上がった訳ですから、何とかしてほしかった。これでは先発投手として不合格と判断されても仕方ありません。今日はいい球も投げていたと思いますが、甘い球も行ってしまっていた印象です。
前日のボロ負けの印象がよみがえってくる嫌な展開でしたが、6回表、代わった及川から、西川、秋山、松山と3連続ヒットですぐ1点をリードする。ただ、その後坂倉が送りバントできず結局三振に終わり、追加点を取れなかったのはまた嫌な感じでした・・。
それでも8回表、松山四球、代走羽月盗塁と悪送球でノーアウト3塁とし、坂倉が倒れた後、林が何とかショートゴロを転がして1点を追加。林は前の打席もこの打席もストレートに空振りしまくっていたので「ダメか・・」と思っていたのですが、よくバットに当てて転がしたと思います。そして9回表には途中出場の堂林がバックスクリーンにソロホームランを叩き込んで7-10と3点リード。
6回は中崎、7回は島内、8回はターリー、9回は矢崎とリリーフ陣がしっかり抑えて勝利！
楽勝ムードから一気に同点に追いつかれ、嫌な展開になりましたが、その後しっかり追加点を重ねて失点は許さずに勝ち切りました。首位阪神の連勝は7連勝でストップ。玉村にしっかり勝ち切ってほしかった試合ではありましたが、首位阪神に追いつかれながら連勝を止めたのは価値ある勝利となりました。
スタメン1番打者デビューの中村貴浩は、いきなりあわやという打球はありましたが、4打数ノーヒット、1三振、1四球。明日以降の初安打が楽しみです。そして、待ってました！今季初スタメンの林晃汰は1打席目にタイムリーヒットを打ち、4打数1安打2打点と上々の滑り出し。及川と西純のストレートに空振りしまくっていたのは気になりましたが、一昨年以上の活躍をして主軸を担うような選手になってほしい。本当に期待しているのです。正直この二人の打席は楽しみで仕方ありません。明日もスタメンで使ってほしいですね。
