2022年8月17日(水)の試合結果。
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C 1-0 D
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 :計
D 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 :0
C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X :1
(勝)ターリー
(敗)藤嶋
D 髙橋宏、ロドリゲス、祖父江、谷元、藤嶋、根尾 - 木下
C 九里、栗林、ターリー - 磯村
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カープは、白濱と迎コーチもコロナ陽性となってしまい、白濱が抹消されて森浦と石原が登録されました。
そして今日も昨日から引き続き、河田監督代行が指揮を執りました。
今日は2番ショート矢野、7番キャッチャー磯村、8番セカンド韮澤というスタメンになりました。
1 右 堂林
2 遊 矢野
3 中 秋山
4 一 マクブルーム
5 左 西川
6 三 坂倉
7 捕 磯村
8 二 韮澤
9 投 九里
カープ先発九里は、1回表2アウトから阿部の2ベースとビシエド四球で1、2塁としたが、木下をセンターフライに打ち取り無失点。
4回表にも1アウトからビシエドヒット、木下セーフティバントで1、2塁とされるが、レビーラ三振、土田ライトフライに打ち取り無失点。
今日の九里は、内容としてはとてもいいピッチングでした。切れのある変化球をコースに投げ込み、失投も少なかった。2、3、6、7、8回と三者凡退に抑え、9回を無失点。9回134球を投げて4安打、見ているだけで気合が感じられる熱い投球、勝ち投手にしてあげたかった。
対する中日先発の高橋宏斗も素晴らしい内容でした。前回もあわやノーヒットノーランという投球をされたが、今日も4回までパーフェクト。ようやく5回先頭のマクブルームがライト前ヒットを打ってホッと一息。しかし勢いのあるストレートと鋭く落ちるスプリットでストライク先行のピッチングは、簡単に打ち崩せる内容ではありませんでした。6回くらいから、たまに球が抜けたりするようにはなったが、7回100球を投げて2安打無失点とほぼ完ぺきな内容。
中日は8回からは継投に入るが、リリーフ陣もなかなか打ち崩せない。お互い点が取れず延長戦に。
カープは10回表は栗林が三者凡退に抑えるが、11回登板のターリーが今日も2アウトから平田ヒット、阿部四球で1、2塁とされ打席に4番ビシエド。ヒヤヒヤしたが、三遊間のゴロを矢野がうまく捕球、素早くセカンドに送球する好プレーで何とかしのぐ。
今日は若い矢野と韮澤がいい活躍をしてくれました。セカンド韮澤へのゴロも多く、無難にさばいていたが、5回には高橋宏斗のライト前に抜けるかという一二塁間の打球をうまくキャッチしたものの1塁に悪送球してしまいました。しかし8回にはしっかり修正し、同様の打球をキャッチして今度は1塁にしっかり送球してアウトにする好プレーを見せてくれました。
矢野は、秋山や西川もノーヒットの中、今日も1安打して、守備でも韮澤とともにしっかり守っていい活躍をしていました。
そして11回裏、リリーフした藤嶋に対し1アウトから磯村がヒットで出ると、韮澤がしっかり送りバントを決め、2アウト2塁として代打松山。中日はピッチャー根尾を投入するが、松山は初球のストレートを前進守備のセンターの頭を越えるサヨナラ2ベースで劇的な勝利!
ヒーローインタビューはもちろん松山。インタビュアーに促され「鹿児島にいるじいちゃん、ばあちゃん、今日俺やったよ!」。
今日気になったのは、やはりターリーの使いどころですね。毎回ピンチを招くので、勝ちパターンで出て来てもちょっと不安。今日なんかは10回の栗林が下位打線の低打率打者を3人相手にし、ターリーは上位にまわるところで登板したので、逆でも良かったかと・・。
巨人が横浜に連敗、阪神は大山、近本、中野がコロナ陽性で抜けてから8連敗とまた厳しい状況になり、カープは河田監督代行が2連勝で3位浮上。まずは5割を目指しましょう。