2024/9/7　広島VS中日　九里VS福谷　「九里の気迫のピッチングと鉄壁の継投で連敗脱出」

2024年9月7日（土）の試合結果。

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C 2-1 D

　1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
D　0 0 0 0 0 0 1 0 0 ：1
C　0 0 0 1 1 0 0 0 X ：2

(勝)九里　7勝8敗
(S)栗林　4敗37S

(負)福谷　1勝1敗

バッテリー
D　福谷、齋藤、藤嶋、岩嵜 - 宇佐見、加藤匠
C　九里、ハーン、島内、栗林 - 石原、會澤

カープスタメン
1　中　秋山
2　左　上本
3　右　野間
4　三　小園
5　一　坂倉
6　二　菊池
7　遊　矢野
8　捕　石原
9　投　九里

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4回裏、坂倉のライトスタンドへのソロホームランでカープが1点を先制。

5回裏、石原セカンド内野安打、九里送りバント、秋山ライト前ヒットでカープが1点を追加。

7回表、細川内野安打、宇佐見ヒット、カリステヒットで中日が1点を返す。

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佐藤啓介が出場登録抹消され、大道が出場選手登録されました。カープ先発は九里、中日先発は福谷。

4連敗中と厳しい状況のカープ。今日は九里の気迫あふれる投球に期待していましたが、まさにその通りの投球をしてくれました。1回表、先頭岡林を三振に打ち取ると、2回表は三者連続三振、3回までパーフェクトピッチング。4回表、福永のヒットとワイルドピッチ、内野ゴロで2アウト3塁のピンチに、細川を三振に打ち取った場面では渾身のガッツポーズ！気合を前面に出したピッチングに見ている方まで熱くなりました。

すると4回裏、2アウトから坂倉のライトスタンドへのソロホームランが飛び出してカープが久しぶりの先制点！この4連敗中、必ず相手に先制を許していたので、今日こそは連敗を脱出できるか、という一打になりました。

さらに5回裏、石原がセカンド内野安打で出ると、九里が送りバントで2塁に進め、秋山のライト前ヒットで1点を追加。

中日は6回裏から継投に入り、九里は5回、6回と危なげないピッチングを続ける。

7回表、先頭福永のセカンドへのどん詰まりの当たりが不運にも内野安打となるが、川越のファーストライナーでダブルプレーとなり、この回乗り切ったと思った途端、細川のセカンドゴロがイレギュラーバウンドで大きく弾み内野安打に。この後宇佐見にセンター前ヒット、カリステにレフト前ヒットを打たれてついに1点を失う。

不運が続いてのピンチに、呪われているのか、今日も連敗の流れから抜け出せないのか・・と不安がよぎる。

ここで九里からハーンに継投。ハーンは代打ブライトを四球で出して2アウト満塁、同点どころか逆転のピンチに。力投の九里の勝ちも消え、連敗も続くかという不安の中、ハーンは代打石川をサードゴロに打ち取り、何とか1点リードで7回を終える。

8回表、島内がマウンドに上がると、先頭辻本にプロ初ヒットを許し、1アウト2塁。一打同点のピンチにまたハラハラしたが、福永、川越と抑えてリードを守る。

9回表は、守護神栗林が登板。細川、カリステと一発のある打順にハラハラしたが、栗林はしっかり三者凡退に抑えて勝利！

今日は九里が、期待通りの気合を前面に出したピッチングをしてくれて本当に良かった。ハーンにマウンドを譲るときも、悔しそうに自分を叱咤するように何かを叫ぶ姿が熱かった。そしてハーン、島内、栗林と1点リードを守り切る鉄壁のリリーフ陣、本当に素晴らしいです。

しかし、力投の九里には絶対勝ち投手になってほしかったし、今日負けると一気に優勝争いから脱落しかねない上、一発で追いつかれる1点差の胃が痛い展開・・終盤は見ていて正直しんどかったです・・。選手は100倍しんどかったでしょうが・・。それでも勝ち切ってくれて、連敗の流れを断ち切ることができて、本当にうれしい勝利になりました。

そして優勝するには絶対必要と思っている坂倉のバッティング、今日は貴重な先制ホームランを打ち、4年連続二桁ホームランとなりました。一打席目はラッキーなポテンヒットでしたが、今日は2安打。そして2点目のタイムリーヒットの秋山はさすがというバッティングでした。菊池、石原も2安打と頑張りましたが、今日は上本、野間、小園、矢野がノーヒット。明日は打ってもらいましょう。

ヒーローインタビューで秋山は、「もう前だけ向いて、僕たちもやっていきますし、最後広島を盛り上げられるように、最高の1カ月にしたいと思いますので、声援よろしくお願いします。」の一言。