12月9日、現役ドラフトが行われました。
正直、驚きました。
事前の予想では、候補選手に遠藤、林、宇草とか書いている記事もあり、「それはない!」と思いつつ、同様に記事に書かれていたケムナ誠、韮澤、中村健人あたりは、あり得るかも・・と思っていました。
その他では高橋昂也、中村奨成あたりは可能性あるのか、などと思っていたのですが、ふたを開けたら何とビックリ、矢崎拓也がヤクルトに行くことに・・。
これは全く想定外でした。去年クローザーやってたし、今年だってリリーフで頑張っていたし・・。来年も普通に戦力だと思っていたので。
元々現役ドラフトは、いらない選手同士を交換し合う場ではなく、出場機会や活躍の場を増やすのが目的・・だったと思うので、他球団に行けばより活躍できる選手を出すことは良いことかもしれません。
が、矢崎の場合は、去年栗林が不調のときは抑えまでやって24セーブをあげ、今年だって途中までリリーフとして活躍していた訳で・・。今年は途中からリリーフ陣が充実していたせいで一軍に戻れませんでしたが、普通に一軍で活躍できる選手だと思います。どんなピンチな場面でも、自分の精一杯のピッチングで勝負してくれる、それが矢崎です。
ということで、本当にまさかという矢崎放出となりました。正直残念なのですが、ヤクルトに行ってもこれまで通りにふてぶてしい表情で抑えるピッチングをしてほしいです。これからもバリバリ活躍してほしい。
代わりにカープはオリックスから山足内野手を獲得。そして驚きなことに唯一カープだけが2巡目指名で日本ハムから鈴木健矢投手も獲得しました。
なぜカープだけ2巡目獲得という結果になったかいうと、2巡目は参加希望球団が参加するのですが、獲得したい選手がいなかったら途中で辞退したり出来る仕組みのようで・・、結局カープだけが獲得して終わったようです。
元々よく知っていた選手ではありませんが、山足は内野をどこでも守れる貴重な右バッター、鈴木は先発も出来るアンダースロー。面白い存在になってほしいです。
■2024年度現役ドラフト結果(獲得選手)
巨人: 田中瑛斗投手(←日本ハム)
阪神: 畠世周投手(←巨人)
横浜: 浜地真澄投手(←阪神)
広島: 山足達也内野手(←オリックス) 2巡目…鈴木健矢投手(←日本ハム)
ヤクルト: 矢崎拓也投手(←広島)
中日: 伊藤茉央投手(←楽天)
ソフトバンク: 上茶谷大河投手(←DeNA)
ロッテ: 石垣雅海内野手(←中日)
楽天: 柴田大地投手(←ヤクルト)
西武: 平沢大河内野手(←ロッテ)
個人的には浜地が欲しかったかなという感じはしましたが、来年大活躍する選手はどの選手でしょうか。