カープ秋季キャンプ(宮崎県日南市天福球場)、11月13日~11月20日の模様をJスポーツで放送していたので観ました。
●11/13は西武との練習試合。
田村がファーストに入っていました。先発ピッチャーは斉藤優汰。球速は表示されませんでしたが、なかなかいいストレートを投げていて、3回まで無失点の好投。
リリーフした滝田、高橋昂也、松本は、放送されていた場面では、3人ともいいピッチングをしていました。
二俣のセンターオーバーの2ベース、中村健人のレフト前タイムリーヒット、佐藤のライト前ヒット、田村のセンター前ヒット、ロベルトのライトオーバーのタイムリー2ベース、中村奨成のセンター前タイムリーヒット、韮澤のライトフェンス直撃の2ベースやレフト前タイムリーヒット、末包のレフト前タイムリーヒット、高木のライト前タイムリーヒット、林やメヒアのライト前ヒット、中村貴浩のセンター前ヒットと、たくさんヒットが出て、6-3でカープが勝利しました。
特定の選手ではなく全員がそれぞれいいところを見せていたので、誰が来年一軍で活躍出来るのか、楽しみな内容でした。
●11/15は紅白戦。
田村がファースト、林がレフトに入っていました。田村はファーストでの守備機会が結構ありこなしていましたが、林の守備機会は確認できませんでした。
田村、中村健人、二俣、末包らがヒットを打っていました。特に目立っていたのは佐藤がセンター前ヒットやレフト前タイムリーヒットなど3安打といいバッティングをしていたのと、ラミレスがレフトスタンドに弾丸ライナーの2ランホームランを打っていたのが印象的でした。
先発投手の森と常廣、来年はローテーションを回してほしい二人ですが、常廣は3回で2失点していました。ただ、三振も取れていたし、二人とも内容は悪くなかったと思います。
デロスサントス、ブリトーと練習生二人も投げていました。二人とも右投げで、ストレートとスライダー系という感じの似たタイプのピッチャーに見えました。球速は表示されませんでしたが、なかなかいいピッチングをしていました。
玉村は3回3失点と点は取られましたが、いい球は投げていたと思います。高、大道も好投していましたが、特に遠藤が三者連続三振と素晴らしい結果を出していました。
●11/17も紅白戦。
先発日高は、球速は表示されませんでしたが、高めのストレートで空振りを取れていて、いい内容に見えました。もう一人の先発滝田は制球が今一で四球が多い感じでした。
3回から投げた高は、清水、佐藤と左バッターにライトに引っ張られていい当たりの2ベースを打たれ、右バッターのロベルトや仲田、石原にもヒットを打たれて、内容はあまり良くなかったです。
高橋昂也も、二俣や田村にヒットを打たれ、もう一つという感じでした。大道も長打を打たれていて、内容今一でした。ブリトーはナイスピッチング。
打つ方では、佐藤が2試合連続3安打と当たっており、田村はセンターオーバーの2ベースなど2安打、韮澤は左中間を破る3ベースを打つなど目立っていました。さらに中村奨成がライトオーバーの2ベース、中村貴浩がライト前タイムリーヒットを打っていました。
●11/18は試合はなく練習。
実戦形式のランナーを置いてのバント守備練習では、ピッチャーとして常廣、杉田、斉藤、日高、滝田が参加、野手と一緒に様々なケースでの練習をしていました。
守備練習(ノック、捕球の反復練習など)では野手が激しく練習。
バッティング練習では、新井監督&新井コーチが中村貴浩に熱血指導する姿もありました。その間投手陣は坂道でのランニングなどを行っていました。
日高のインタビューがあり、このキャンプでは真っすぐの強さにこだわって取り組んでいるとの話をしていました。
●11/19も紅白戦。
先発玉村、常廣とも好投しました。常廣は2回5奪三振と素晴らしい内容。
森は持丸に左中間への2ベースを打たれて1失点。益田は石原のレフト前タイムリーヒットで1失点、さらに死球や守備のミスなど課題が残りました。
デロスサントス、ブリトー、大道、河野、遠藤はしっかり抑えて、試合は1-1と投手が頑張っていた試合でした。
●11/20は秋季キャンプ最終日。
新井監督のインタビューも放送され、この秋季キャンプは、投手はブルペンで投げ込みを多く行い、打者は振り込みを多く行ってハードな内容だったとのことです。
11/20ブルペン入り投手は遠藤、高、ブリトー、この3人が投げ込んでいました。
遠藤は連日100球以上の投げ込みを行い、解説木村昇吾さんも話していて調子が良さそうで表情がいいというようなことを言っており、充実したキャンプだったように見えました。
秋季キャンプ14日中、10日が試合(練習試合や紅白戦)でしたが、試合がある日もバッターはずっとロングティー、連ティーというハードな練習をしていたようです。
最終日もハードなティーバッティングを野手総出で行い、最後はラミレスがバックスクリーンに打ち込んで練習終了。石原の挨拶と一本締めで秋季キャンプは終了しました。
皆頑張っていましたが、キャンプ後半、打者で目立っていたのは佐藤啓介、中村奨成あたりでしょうか。投手では遠藤、常廣、玉村あたりが良かったように見えました。林は試合でセカンドゴロのような当たりが多く、あまり打てませんでしたが、最終日も末包と一緒におかしなTシャツを着て元気そうだったので、二人とも春にパワーアップした姿を見せて欲しいです。
若手が秋季キャンプでハードなトレーニングをしている間に、WBSC世界野球プレミア12のオープニングラウンドが行われ、侍ジャパンは坂倉、小園の活躍もあり、5連勝でオープニングラウンドを通過しました。
4戦目のキューバ戦は緊迫した試合で、負ければ勝ち残れなくなる可能性も出てくる中、最終回まで大ピンチの熱い試合になりましたが、何とか勝ち切ってくれました。スーパーラウンド4チームに残り、果たして日本は優勝出来るのか、楽しみです。
最後に、カープは18日、小林樹斗投手、前川誠太内野手と育成契約を結んだと発表しました。これは良かった・・有望な二人なので、何とか這い上がって一軍で大活躍してほしいです。