カープは10月29日、小林樹斗投手（21）、内間拓馬投手（25）、育成の前川誠太内野手（21）に来季の契約を結ばないことを通達したと発表しました。
これで先日発表された岡田明丈投手（30）、戸根千明投手（31）、曽根海成内野手（29）、育成の藤井黎來投手（25）、坂田怜投手（25）、新家颯投手（21）の6人続いて計9人になりました。
小林樹斗は期待していたピッチャーだけにとても残念です。デビュー登板したのは、思えば2021年の最終戦、3年前のことでした。いいストレートを投げており、失点はしたものの三振は取れていて、その後の活躍を期待できる内容だったことを覚えています。このブログにその試合の記事も書きました。
しかし次の年1度登板した後は、右ひじの疲労骨折などケガに泣かされました。そしてその後は一軍で登板することもなく、カープを去ることになってしまいました。十分可能性のあるピッチャーだと思うのですが・・。
内間は、去年の現役ドラフトでカープに来て、キャンプではなかなかいいストレートを投げると期待していたのですが、今年一度も一軍で投げることなくお別れとなってしまいました。二軍での投球は見ていませんが、制球に課題があるのでしょうか・・。
育成の前川は、高卒で育成2位でカープに入り、1年目2年目とウエスタンで打率1割台、OPSも5割台でしたが、今年は打率.277、OPS.757と着実に成長を示す成績を残し、これからというところでしたが、来季契約せずという判断。枠の問題なども考慮した上での苦渋の決断なのでしょうか・・。
まだ若くて可能性のある3人、別の球団でもいいので花開いて欲しい。これからも頑張ってほしいです。
さて、ワールドシリーズが終わりました。初戦、フリーマンの逆転サヨナラ満塁ホームランで勝利したドジャースは、2戦目は先発した山本由伸の好投もあり勝利し、3戦目も勝って王手をかけました。しかしヤンキースが1勝して続く5戦目にはジャッジのホームランなど5点リードとヤンキースも意地を見せましたが、守備の乱れから大逆転勝利したドジャースが見事優勝！
大谷翔平は第2戦、盗塁時に左肩を亜脱臼してしまいましたが、最後まで試合に出続け、大目標の一つであったワールドシリーズ優勝に貢献、本当にすごいです。
そして、日本シリーズは、横浜スタジアムでソフトバンクが2連勝し、これは4連勝して終わってしまうのでは・・と思いましたが、PayPayドームに行って横浜が3連勝してまさかの逆王手。
東の復活や、ケイ、ジャクソンといったピッチャーが頑張っていて、元々いい打線も活発。下剋上まであと1勝となりましたが、ソフトバンクは残り2試合有原、モイネロと先発投手が強力なので、正直どちらが日本一になるか分かりません。
そもそもカープが世紀の大失速をしなければ横浜はセリーグ4位でCSにすら出られていなかった訳で、よくここまで闘っていると思います。さあ、どちらが日本一になるか、面白くなりました。
