2024年7月12日(金)の試合結果。
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C 4-3 S
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
S 1 0 2 0 0 0 0 0 0 :3
C 2 0 1 0 1 0 0 0 X :4
(勝)床田 8勝5敗
(S)栗林 3敗23S
(負)石川 1勝2敗
バッテリー
S 石川、ロドリゲス、石山、金久保 - 松本直
C 床田、ハーン、黒原、森浦、栗林 - 石原
カープスタメン
1 中 秋山
2 右 野間
3 左 上本
4 三 小園
5 捕 石原
6 二 菊池
7 遊 矢野
8 一 シャイナー
9 投 床田
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1回表、武岡2ベース、宮本ヒット、オスナ四球、長岡押し出し四球でヤクルトが1点を先制。
1回裏、野間センター前ヒット、上本レフト前ヒット、小園ライトへのヒットでカープが1点を返す。さらに石原のショートゴロの際に1点を追加。
3回表、武岡四球、宮本ヒット、村上ヒットでヤクルトが1点を返して同点。さらに長岡の犠牲フライで1点をリード。
3回裏、秋山センター前ヒットの後、小園のライトオーバーの2ベースでカープが1点を返し同点。
5回表、秋山のライトスタンドへのソロホームランでカープが1点を勝ち越し。
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カープ先発は床田、ヤクルト先発は石川。お互い1回から点を取り合う展開になりました。
床田は、ここしばらくあまり調子は良くないように見えますが、今日も立ち上がりからハッキリしたボール球も多く、調子は良くない様子でした。初回連続四球で押し出して失点すると、逆転してもらった後の3回にも四球絡みで2失点。
打線の方は今日は取られたらすぐ点数を返すいい攻撃が出来ました。1回裏には1アウトから野間、上本、小園の3連打、最近にないいいつながりでした。さらに1アウト1、3塁の場面で、ワンバンの投球をキャッチャーが前にはじくと1塁ランナー小園がナイス走塁で2塁に。石原は点を取りに行くようなショートゴロで1点を追加。
3回裏には秋山がセンター前ヒットで出ると、1アウトから上本の打席でヒットエンドランを仕掛けてサードゴロで2アウト2塁にランナーを進め、小園のライトフェンス直撃の2ベースで1点を取って同点。
5回裏には先頭秋山がライトスタンドにホームランを打ち込んで勝ち越し。この7月に入ってカープ最初のホームランはとても大きな一発でした。
床田は4回からは調子が上がって来た感じで、4回から6回までは三者凡退に抑えました。そして7回表はハーンがしっかり抑え、8回表は黒原が登板。1アウトから宮本にヒットを打たれ、村上には四球で1アウト1、2塁のピンチに。
ここでピッチャー森浦に交代。1点差の緊迫した場面で森浦はオスナをキャッチャーフライ、長岡をセンターフライと今日も完璧に火消しをしてくれました。今年何度このようなピンチに出てきて火消しをしてくれたことでしょうか。正直感動するレベルです。
そして9回表は守護神栗林が登板。代打青木のショートへの打球はイレギュラーしてセンター前ヒットに。送りバントでランナーを2塁に進められ、代打山田に投げたワンバン投球で1アウト3塁となりまた同点の大ピンチ・・。
しかし山田にフルカウントから投げた外角一杯の渾身のストレートで見逃し三振を奪うと、丸山はショートゴロに打ち取って勝利!8回、9回とハラハラしましたが、勝利してホッとしました。
床田はここ3試合勝ちがつきませんでしたが、ようやく勝ち投手になり8勝目。栗林も前回失点して負け投手になっていたので、抑えてくれて本当に良かった。黒原は今後勝ちパターンでビシッと抑えてほしいです。
打線の方は1番秋山が2安打1打点、4番小園が2安打2打点と、やはりこの二人が打つと点が入ります。野間も2安打、上本もヒットが出るようになり1安打と、上位打線はつながるイメージが出来てきました。
そして矢野が2安打2四球と全打席出塁、守備でも大きく弾むイレギュラー打球を軽くさばくなど、いい活躍をしています。シャイナーは1打席目はサードゴロ併殺打でしたが、6回にライト前ヒットが1本出ました。今後面白い存在になってほしい。
これでカープは連敗を4でストップ。ホームでは今季無敗のヤクルト相手に床田で負けるととても痛かったので、本当に勝てて良かった。1日でセリーグ4位から2位に浮上しました。逆にヤクルトはこれで7連敗、明日もホームで大瀬良で負ける訳には行かない。何とか連勝を!