2023年4月1日(土)の試合結果。
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S 1-0 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 :0
S 0 0 0 0 0 0 1 0 X :1
(勝)石山
(S)田口
(敗)島内
C 床田、戸根、島内、ターリー - 坂倉、會澤
S ピーターズ、石山、清水、田口 - 中村
カープスタメン
1 二 菊池
2 右 野間
3 中 秋山
4 一 マクブルーム
5 左 西川
6 三 デビッドソン
7 捕 坂倉
8 遊 小園
9 投 床田
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開幕1番だった小園と8番だった菊池の打順が早くも入れ替わりました。
カープ先発の床田は、ナイスピッチングでした。オープン戦はあまりよくなかったですが、シーズンに入って去年の良かった頃のような強いストレートと切れの良い変化球、テンポよくストライクを先行する素晴らしい内容。不運なヒットなどでピンチもありましたが、村上を2打席連続三振にとるなど6回まで無失点。
しかし、今日もカープ打線は沈黙・・。ヤクルト新加入のピーターズはいい内容だったかもしれませんが、ここまで打てないようなピッチャーには見えませんでした・・。秋山、マクブルームは2試合連続でヒットを打ち、内容は悪くないですが、野間、西川、デビッドソン、小園が2試合連続ノーヒット。2試合連続で不甲斐ない内容でした。
新井監督はキャンプ中、「後半息切れしないように無理な使い方はしないようマネジメントしていく」というようなことを話していたと思いますが、今日も床田を6回95球でスパッと交代しました。
7回、先頭の村上を戸根が打ち取ると、戸根は一人だけで続くオスナに対して島内を投入。佐々岡前監督はこういうワンポイントで使うということもあまりなかったと思うので、なかなか新鮮。
しかし代わった島内が、初球をオスナにホームランされ、痛恨の1失点。去年もよくあったような気がしますが、ホームランだけは避けなければならない場面でいとも簡単にホームランを打たれる。島内と坂倉のバッテリーには、反省して次に活かしてほしいものです。
ケムナや島内は、オープン戦から打たれ気味なので、当面厳しい場面では使わない方がいいのではないかと個人的には思います。ただ、目先の勝利よりもシーズントータルを考えて新井監督が起用しているとしたら・・。実際のところは分かりませんが・・。
攻撃でポイントがあったのは8回。1-0と1点差で先頭坂倉がヒットで出た場面。小園がバント失敗し、さらに代打田中広輔の打席で盗塁失敗、田中も三振とちぐはぐな攻撃。まず、小園のバントはピッチャー正面に行きランナーが2塁で刺される。ここはしっかり決めて欲しかった。そして小園盗塁失敗の場面は3ボール1ストライクから田中が空振りしていたので、ヒットエンドランのサインだったのか・・?ここは解説の大矢さんも「外角にストレートでしょう」と言っていた場面、投球はフォーク。空振りさせて2塁も刺すという完全にヤクルトキャッチャー中村の勝利という感じでした。さすがWBC優勝捕手です。まあこういう失敗も後々、今年のカープは仕掛けてくるというイメージを植え付けるためにも必要でしょう。
これでカープは、セリーグでは35年ぶり、球団では初の開幕から18イニング連続無得点で2試合連続完封負け。オープン戦最終戦で起きたと思ったのですが、やっぱり打線が寝てます。起きろ、龍馬、野間、小園!
しかし床田は今季もやってくれそうなナイスピッチングでした。そして2回にはまさかのマクブルームの盗塁成功もありました。神宮球場のレフトスタンドは真っ赤っ赤、すごいファンの応援でした。明日はいい加減点を取って、もっと楽しませてください。