2022年8月25日(木)の試合結果。
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S 2-3 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 :計
C 1 0 0 1 0 0 0 0 0 1 :3
S 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 :2
(勝)松本
(S)栗林
(敗)梅野
C 野村、コルニエル、ターリー、松本、栗林 - 會澤
S 高橋、大西、清水、マクガフ、梅野 - 中村
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今日は西川がセンターに入り、6番レフト長野、7番キャッチャー會澤というスタメンになりました。
1 右 堂林
2 二 羽月
3 中 西川
4 一 マクブルーム
5 三 坂倉
6 左 長野
7 捕 會澤
8 遊 矢野
9 投 野村
1回表、カープ打線はヤクルト先発高橋に対し、1アウトから羽月が2ベースで出ると、西川の一二塁間を破るライト前ヒットで1点を先制!
4回表には、2アウトから坂倉が四球で出ると盗塁に成功。長野も四球で1、2塁とすると、會澤がセンター前ヒットを打ち1点を追加。0-2。
通算200先発となるカープ先発の野村は、今日はいいピッチング。内外の厳しいコースにビシビシと投げ込んでいました。2回と4回には、現在三冠王の村神様から三振を奪う好投。
しかし5回裏、中村悠平の2ベースの後、1アウト3塁からピッチャー高橋奎二にセンター前ヒットを打たれて1失点。それでも野村は3回、5回、6回とランナーを出した場面で宮本、塩見、サンタナを内野ゴロ併殺打に打ち取るなど、素晴らしいピッチングでした。6回96球、1失点、何とか勝ち投手にしてあげてほしかった。
ガッカリしたのは7回表のカープの攻撃。先頭長野が甘いストライクを見逃し三振すると、會澤はショートゴロ。これをショート長岡が捕球できずこぼして拾いなおして1塁に投げたのにアウト。全力疾走していればセーフだった。野村に勝ちをつけてやろうという気合がまるで感じられないこの攻撃には萎える・・。
そして7回裏、リリーフしたコルニエルが中村悠平四球と内野ゴロで2アウト2塁とすると、代打青木に2ベースを打たれてあっさり同点とされ、野村の勝ちが消える。さらに8回裏、ターリーは先頭山崎に四球、宮本セカンドゴロで2塁に進めると、村上敬遠で1アウト1、2塁。
この時点で、「リリーフ陣は誰が投げてもこうなる、今日も負けるのね」とはっきり言って私は絶望しました。今年は四球を減らすんじゃなかったのか?四球を減らす具体策は何だったのか?まさか気合じゃないだろうな?などとイライラがMAX。
しかしここでマウンドに上がった松本が私の心を救ってくれました。サンタナのインハイに投げた球が打ちに来たサンタナの手に当たって死球となり満塁となったが(打ちに来てるのに死球になるんかい!)、山田をズバっとストレートで空振り三振、中村悠平もセンターフライに打ち取ってこの回を無失点で凌ぐ。
こんなピンチを抑えたのにさらに回またぎで9回裏も松本に投げさせる河田監督代行・・。ちょっと酷ではと思う中、先頭長岡にヒットを打たれるが、オスナライトライナー、塩見空振り三振、山崎空振り三振と見事に抑えてくれました。
これが10回表の攻撃につながったか?先頭長野がレフト前ヒットで出ると、會澤はピッチャー前へのバントで最悪のダブルプレー。これでこの回は終わったと思ったが、矢野がライト前ヒットで出ると、代打松山の左中間を破る2ベースでついに勝ち越し!2-3。
10回裏には守護神栗林が登板。代打キブレハン空振り三振で1アウト。ここで恐怖の4番村上にはホームランさえ打たれなければという1点差の緊迫した勝負。この栗林対村上の対決は絶対的守護神対絶対的4番打者(三冠王)、プロ対プロの熱く素晴らしい対決で、最後は空振りの三振!痺れました。
「これで勝った」と思ったのだが、ここから丸山ヒット、山田と中村悠平が粘って四球で2アウト満塁とサヨナラ負けの大ピンチに。まさかこのまま7連敗するのか・・と見ていると、長岡が放った打球はライトへのいい当たり。打った瞬間「負けた・・」と思ったが、ライトオーバーとはならずライトフェンス前へのフライでゲームセット。正直最後まで「ああ、今日も負けるのか」と何度も思う展開にヘロヘロに疲れました。しかし結果的に勝てて良かった・・。
先発野村は前回良くなかったので今日も厳しいか・・と思っていたが、今日は本当にいいピッチングで、勝ち投手になってほしかった。村上から2三振を奪い、今季4打数4三振と最強打者村上を封じているのはすごい。
ケムナ誠、フランスア、コルニエル、ターリー、失点を続けるリリーフ陣の中で、今日は松本がしっかり抑えてくれ、希望の光が見えたのがうれしかった。そして松本竜也と松山竜平のダブル松竜が活躍しての勝利。
ようやく連敗が止まって良かったです。