2022/7/9　中日VS広島　大野VS森下　「森下が秋山翔吾に初勝利をプレゼント」

2022年7月9日（土）の試合結果。

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D 0-7 C

　1 2 3 4 5 6 7 8 9 ：計
C　0 1 0 0 0 5 0 0 1 ：7
D　0 0 0 0 0 0 0 0 0 ：0

(勝)森下

(敗)大野雄

C　森下、ターリー、森浦 - 會澤
D　大野雄、森、福、タバーレス - 木下

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今日は、1番ライト野間、6番ショート小園、7番レフト宇草、8番キャッチャー會澤というスタメンでした。

1　右　野間
2　二　菊池涼
3　中　秋山
4　一　マクブルーム
5　三　坂倉
6　遊　小園
7　左　宇草
8　捕　會澤
9　投　森下

カープは2回表、中日先発の大野雄に対して、1アウトから坂倉が四球で出ると、小園がレフトオーバーの3ベースヒットで1点を先制！レフトのA.マルティネスの動きが悪かったという谷澤さんの指摘もあったが・・。

なおも1アウト3塁という場面。宇草は3ボール1ストライクから空振りをするが、このとき3塁ランナーの小園が飛び出し、刺されてアウトに。ここは、宇草含めて何らかの作戦が出ていたのか、単にゴロゴーのところ小園があせって飛び出しただけなのか。いずれにせよ、チャンスを潰して流れを悪くするこのような走塁はチームとして何とかしてほしい。

結局、この後宇草四球、會澤ヒットで1、2塁とするが、森下三振でこの回1点止まり。今日の大野は打ち崩せるか・・と思ったが、案の定3回から立ち直り、チャンスがつくれなくなる。

カープ先発は森下。1回は三者凡退に抑えるが、2回からは毎回のようにランナーを出しピンチになる展開。

2回裏、先頭ビシエドは平凡なセカンドゴロ。これを何と菊池涼がはじいてエラー。今シーズン2つ目の珍しいことが起きた。しかしA.マルティネスをセカンドゴロに打ち取り、今度は普通に菊池涼がさばいてダブルプレー。続く木下に2ベースヒットを打たれるが、高橋周平を抑えてこの回無失点。

3回裏は、先頭京田にヒットを打たれるが、大野のバントがフライ気味になり、これを森下がショートバウンドでさばいてダブルプレーに。続く大島のセンター返しのライナーは森下のグラブをはじいて内野安打、さらに岡林のボテボテのゴロも内野安打となり2アウト1、2塁。しかし阿部を三振に抑えてこの回も無失点。

4回裏は、1アウトからA.マルティネスが2ベースヒット。しかしこの打球、鋭いライナーがワンバウンドでフェンスに当たって跳ね返り、宇草はすぐ捕球して返球したが、これが山なり返球。タイミング的に肩のいい選手ならセカンドで刺せたのではないかという打球だった。続く木下四球で1、2塁となり、高橋周平のファーストゴロで2アウト2、3塁に。ここでヒットを打っている京田を歩かせて大野勝負・・と思ったがそのまま京田勝負で三球三振。最後は渾身のストレートでこの回も無失点。

森下は、ランナーは出すが、ピンチになるとギアが上がる感じで要所を締めるピッチング。いい球を投げて無失点で抑え続けたが、球数は多かった。結果的に、5回まで0-1と1点差で大野と森下の投手戦という様相を呈してきた。

しかし6回表、1アウトから菊池涼が右中間を破る3ベースで出ると、今日2打席凡退の秋山。「打て！」と思ったが、腹付近に当たる死球となり1、3塁に。ここでマクブルームは、初球を打った瞬間確信！という当たりでレフトスタンドへの3ランホームラン！0-4。

さらに坂倉がファーストゴロエラーで出塁すると、小園もライトスタンドへの2ランホームラン！一気に0-6と6点差に。

これで一気に楽勝ムード。大野は結局6回6失点（自責点5）で降板。9回表には野間のタイムリーも出て0-7。森下は、7回無失点で6勝目。8回はターリー、9回は森浦が抑えて勝利！

5回までは手に汗握る展開でしたが、6回の畳み掛ける攻撃で一気に大野を攻略。マクブルームがとても頼れる4番に感じました。そして小園が3安打猛打賞の3打点と活躍し、9回ヒットを打った時点で、あと2ベースが出ればサイクル・・という状況になりましたが、さすがに次の打順は回って来ませんでした。

秋山は、3打数ノーヒット。2打席目はセカンドゴロダブルプレーになりましたが、いい当たりの打球だったし、3打席目に死球でつないで貢献してくれました。宇草はサヨナラホームラン以降、本当に打てなくなってしまいました。今日は2打数ノーヒット、1四球。ベンチは粘り強く使っていますが・・。

森下のヒーローインタビューでは、「今日、秋山さんがカープに来て、初勝利してもらえたらな、と思ってマウンドに上がりました」とのコメント。

そして、「キャッチャーの人と、コミュニケーションとりながら、いい投球ができてるので続けていきたいと思います」というコメントに対し、ツイッターでは「會澤のことをキャッチャーの人と呼ぶとは・・」みたいなコメントがありましたが、たぶん會澤だけでなく坂倉と組んだりすることもあるのでこういう言い方をしただけかと思います。