2021年11月1日(月)の試合結果。
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S 7-9 C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
C 4 1 0 0 3 1 0 0 0 :9
S 0 0 2 4 0 0 0 0 1 :7
(勝)塹江
(S)栗林
(敗)吉田大喜
C 小林、塹江、ケムナ、床田、森浦、島内、栗林 - 石原
S 高橋、吉田大喜、石川、今野、田口 - 古賀、嶋
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注目は、小林樹斗の初登板、鈴木誠也と坂倉の首位打者争い、誠也のホームラン王、栗林のセーブ記録。今日は鈴木誠也が先発出場しました。
カープは初回、宇草、小園、坂倉の3連打で先制。その後、石原が17球粘って3ランホームラン!初回高橋奎二からいきなり4得点。
ここで坂倉は牧を上回って打率2位に上がったので、本人が納得であれば下げていいのでは・・と思いましたがそのまま2打席目以降も打席に入りました。
2回にも小園の犠牲フライで1点を取り、0-5と5点リード。
カープ先発の小林樹斗は、2回までパーフェクト4奪三振と素晴らしい立ち上がり。
しかし3回ちょっと甘い球が多くなりヒットを打たれ始め、2失点。
さらに4回には2アウト2塁からヒット、ヒット、四球、押し出し四球で1点差とされると、ファースト坂倉へのゴロがエラーとなり6-5と逆転される。ここで小林をあきらめて塹江に交代。
小林は初回、最速152km出ていたが、4回には70球を超えてストレートが145kmくらいになっていた。スタミナの問題なのか、ランナーがいると球威が落ちるのか。
ただこの回、審判のストライク判定が急に厳しくなったり、エラーもあったりしたので、紙一重で勝ち投手になるチャンスはありました。
村上から2打席連続三振を奪うなど6奪三振は魅力的で、さらに成長して来年活躍してほしいと思わせる投球でした。来年頑張ってください!
5回、カープは小園ヒット、坂倉四球の後、誠也「ホームラン!」と応援していたが三振のあと、西川が3ランホームランで再逆転。
6回には小園2ベースの後、坂倉2ベースで1点追加して6-9と3点差、このまま栗林までつないで欲しいという願ってもいない展開に。
ここまで鈴木誠也は三振、ライトフライ、三振と3打数ノーヒット。そして6回の守備から交代。もう一打席、ホームランを狙ってほしかった・・。
そして坂倉は、ヒット、内野フライ、四球、ヒットと、2打席目に打率3位に落ちていたが、4打席目でまた2位に浮上して交代。
これで打率はカープの1位2位が確定しただけでなく、牧が3位に落ちたことで、栗林の新人王にもちょっとは援護になるなと非常にうれしかったです。1打席目の後代えなかったのは首位打者を狙いに行ったからなのか・・?
そしてケムナ、床田、森浦、島内と継投し、何とか3点差のまま栗林につなぐ。
(ケムナが今年一番じゃないかというくらい気持ちのいいピッチング。そして9回表点数を取りそうになったが、取れなくて良かった・・)
栗林は村上にホームランを打たれても、ソロなら防御率も0点台キープできるな・・と思っていると、先頭の宮本にあわやホームランという大ファールを打たれる・・。
ビデオ判定でファール・・。「助かった・・」と思っていたら、もう一度ライトスタンドに打ち直されて栗林は最終戦でプロ初のホームランを被弾・・。
嫌な予感。しかし連続三振で2アウトとして、大丈夫かな・・と思ったところ、嶋に四球、山崎にヒットで2アウト1、2塁としたところで代打青木。
嫌な予感。しかし青木を三振に奪い、栗林は37セーブ目で山崎康晃に並ぶ新人最多セーブ記録。さらに20試合連続セーブは岩瀬に並ぶ記録。防御率は0.86。
これでさすがに新人王は栗林でしょう・・と私は思いますが、記者投票なんでね・・。
あと、この試合でもう一つ注目すべき選手がいました。小園が4打席目まで、3打数3安打で打率.299とし、最後の打席打てば.300になるという状況をつくる。
5打席目は惜しくも三振し3割には届きませんでした。しかし打率8位と立派な成績。来年は3割20本くらい達成してくれるのではないでしょうか。頑張ってください!
そして今日は雄平選手の引退試合でした。今日は森浦からヒットを放ちました。途中で投手から打者に転向し、通算打率.291というのは本当にすごい成績だと思います。
お疲れさまでした。
これでカープはCSもないので今シーズンの試合が全て終わりました。
誠也はメジャーに行くのか?いずれにせよ、コーチ陣の入れ替えと外国人選手の獲得は必須と思います。
来年こそは、優勝争いをしてほしいです。頑張れ、カープ!