2021年10月29日(金)の試合結果。
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C 4-1 S
1 2 3 4 5 6 7 8 9 :計
S 0 1 0 0 0 0 0 0 0 :1
C 0 0 0 2 0 2 0 0 X :4
(勝)九里
(S)栗林
(敗)小川
S 奥川、小川、金久保 - 古賀、嶋
C 九里、ケムナ、バード、森浦、島内、栗林 - 坂倉、石原
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今日は先発の九里が勝てば最多勝に並ぶということで、それプラス個人打撃成績を中心に見ていました。
そして今日も鈴木誠也は先発からはずれました。首位打者を取るためなのか、コンディションのためなのか。
ヤクルトは青木や山田、オスナ、サンタナを使わず、塩見やホームラン王と打点王を狙う村上以外は準レギュラーといった起用でした。
九里は、1回、2回とヒットや四球で満塁のピンチを迎えるが、2回の犠牲フライの1失点のみで何とか切り抜けました。
毎回のようにランナーを出し、5回で球数99球と投げましたが、5回まで何とか1失点でしのぎました。
対するヤクルト先発の奥川は、初回のピンチをダブルプレーで切り抜けると、2、3回と危なげないピッチングでなかなか点数が取れなさそうに見えました。
奥川は今日勝てば2桁勝利となるので勝たせに来たのかと思っていましたが、4回から小川にスイッチ。CSを見据えて先発投手を3回ずつ継投させることを試していたようでした。
4回、小川が小園のソロホームランで追いつかれると、坂倉ヒットの後菊池涼のタイムリー2ベースヒットでカープは勝ち越し。
九里が勝ち投手の権利を手にした5回裏にはさっそく代打を出して継投に入るが、リードは1点。大丈夫か?と思ったが、6回小園2ベースの後、西川のセーフティバントがエラーを誘い1点追加。さらに内野ゴロの間に1点取り、4-1と3点リードに。
6回はケムナ、バードが何とか抑え、7回森浦、8回島内、9回栗林が抑えて勝利!
これで九里は13勝とし、最多勝が確定しました。おめでとうございます!
栗林は19試合連続セーブとし、大魔神佐々木の22試合、岩瀬の20試合に続く記録とのこと。また、新人記録の山崎康晃の37にあと1つの36セーブとなりました。
さらに防御率0.70、マツダスタジアムでは0.00と、こうして記録を見ると、新人としての記録だけではなく歴代の守護神にも引けを取らない記録を出しているということで、尋常じゃなくすごいですね。
そう考えると新人王はやはり栗林なのではと思ってしまいますが、記者投票なのでどうなるか分かりません。あと1セーブ出来れば、岩瀬、山崎康晃に並ぶので一気に格が上がる感じもします。
今日の誠也は、また代打の1打席のみ。フォアボールでした。村上とも勝負してるんだからちゃんと勝負しろよ!なんて思ってしまいましたが、一応ストライクも投げていたし、強打者の宿命ですかね。
ヤクルト村上は、打点が巨人岡本に1差で負けていますが、今日は何度もチャンスに回って来たのに、残念ながら追いつけませんでした。
今日はマツダ最終試合ということで、セレモニーが行われ、誠也を囲んで選手の記念撮影なども行われていました。ファンの方の「誠也 ありがとう」みたいなパネルもあり、これでカープの誠也は見納めかもしれないという雰囲気が充満していました。
さあ、残るは「ヤクルトVSカープ」の1試合のみ。
誠也、先発で出てホームラン打ってほしいなあ。
あと、坂倉が今日4打数1安打だったので、4打数2安打すれば打率が2位に上がります。最初の打席ヒットを打ったらすぐ下げればそれでも2位ですね。
あとは栗林が登場する展開になるか。
最後まで頑張ってください!